2021.09.29 UP
【観葉植物】
【スパティフィラムの育て方】植え替えのコツを紹介します
スパティフィラムは、多年草植物で白い花を咲かせる観葉植物です。植物栽培の初心者さんでも育てやすい品種で、品のある見た目からインテリア植物としても人気があります。また、風水では陽の気を発する植物で、悪い気を追い払う植物ともいわれています。
家庭での育てやすさから、女性への贈り物としても喜ばれています。
あまり日の当たらない室内でも生長するので、観葉植物にピッタリです。
今回は、お家のインテリアにもなるスパティフィラムについて、育て方や植え替えのコツをご紹介します。
スパティフィラムとは
スパティフィラムは、アメリカの熱帯域中心に、東南アジアへも分布している植物です。開花時期が長く、日陰でも育てることができ、栽培初心者の方にとっても育てやすい人気植物です。品種により大きさに差があるのですが、飾る場所やお手入れの簡単さから、小型なスパティフィラムの品種は贈り物にも人気です。
熱帯地域に生息するスパティフィラム
原産地が熱帯なので、耐暑性に強い特性を持っています。その一方で、耐寒性は弱く乾燥にも弱い性質があります。草丈によって、大中小の型種に分けられており、草丈70㎝程度の中型種、小さな鉢で栽培可能な小型種がポピュラーです。
スパティフィラムには豊富な種類がありますが、中型のマウナロアやメリー、小型のミニメリーなどは、観葉植物として人気があります。
スパティフィラムの名前の由来
スパティフィラムの名前の由来ですが、ギリシャ語のspathe(スパッセ)とphyllon(フィロン)を合わせた言葉で、Spathiphyllum(スパティフィラム)と名付けられています。spatheは仏炎苞(ぶつえんほう)の部分で、phyllonは葉っぱの部分を意味しています。
花言葉には、上品な淑女・清らかな心・包み込む愛など素敵な言葉があり、こうした上品で素敵な花言葉は女性へのプレゼントにも最適で喜ばれます。
スパティフィラムの特徴
スパティフィラムは、細長い濃いグリーンの葉をつけます。葉には、光沢感があったり、まだら模様があったり、品種や種類で各特徴が異なります。白色と黄色い肉穂花序(にくすいかじょ)が品のある印象を与えます。
スパティフィラム最大の特徴
スパティフィラムは、その見た目に特徴があります。仏炎苞は、一見、花びらのようにみえますが、これは葉の一部になります。そして、仏炎苞に包まれた黄色いイボイボの棒のような部分が肉穂花序といい、これがスパティフィラムの花になります。
スパティフィラムの生育時期は、5~10月です。しかし、栽培する環境によっては一年中花を咲かせることもでき、花の鑑賞を長く楽しむことができます。
スパティフィラムの中毒性
スパティフィラムは、動物に対する中毒性があります。猫に対して中毒性があり、誤って食べてしまうと健康に悪影響を与えてしまいます。症状としては、危険な神経症状を引き起こす以外に、口内の炎症、気道を塞ぐ、痙攣などが挙げられます。ペットを飼われている方は注意してください。
スパティフィラムの育て方のポイント
スパティフィラムは、温暖気候で育つ花なので、植えつけ時期は温かな時期の5~7月頃が最適です。植えつけの際は、苗より一回り大きな鉢を用意しましょう。
また、スパティフィラムは、10度以下の温度環境の下では生長することができないため、四季のある日本の気候では地植えは避けて、鉢植えで室内栽培がおすすめです。
日当たり・気温に注意する
スパティフィラムの栽培では、直射日光を避け、日差しが穏やかな窓際のカーテン越しで管理しましょう。また、最低でも約8~15度以上の温度環境を保つようにしてください。
季節の栽培ポイントとしては、夏の時期は、半日陰に移動させて栽培するのがおすすめです。そして、冬は、逆に、寒さにスパティフィラムは弱いので、日当たりの良い場所で管理しましょう。
また、屋外でスパティフィラムを育てる場合は、直射日光を避けることが大事なので、栽培する際には工夫が必要です。目安として、春秋は約40%、夏は約70%の遮光をしたいので、遮光ネットや寒冷紗を使用して栽培するのがおすすめです。
冬は日差しが弱いので直射日光での栽培もOKです。しかし、急な温度変化には弱く葉焼けするので、温度管理には気を付けましょう。
スパティフィラムの水やり
スパティフィラムの水やりでは、季節毎に適切な時間帯やタイミングがあります。ここでは、季節で異なる水やりのポイントを見てきましょう。
夏・冬の水やりの時間
猛暑が続く夏の時期は、水やり時間が重要です。最もおすすめなのは、朝日が昇る前の時間で、1日の中で1番気温が低い時間帯です。夏は、朝でも30度超えの暑さになるため、水を与えた直後の土温度は下がりますが、水分を含んだまま土が直ぐ熱くなってしまうので、時間には注意する必要があります。夕方か夜の時間帯に水やりがするのがおすすめです。
また、冬の水やりは、夏とは逆の時間帯が最適です。日が落ちる夕方や夜の時間は、気温が下がってくるので、この時に水やりを行うと凍ったり植物に負担をかけたりします。朝か昼の時間に水やりするのが理想的です。
水やりは、同じ時間に水やりするのがコツです。スパティフィラムは、水分管理や気温管理で同じ環境を保つことが大事になります。水やりする時間を決めて、毎回同じ時間に行うようにするのがよいです。そうすることで、スパティフィラムへの負担軽減にも繫がります。
水やりする際の注意点
水やりする際の注意点を紹介します。
■スパティフィラムが枯れてしまう原因
スパティフィラムが枯れてしまう原因は、水のやり過ぎです。基本的に、観葉植物栽培では、少し乾燥気味に育てるくらいが良いとわれています。土の表面が乾いていても、まだ中は濡れていることがあり、水やり頻度が高過ぎると根腐れします。適切な頻度でたっぷりお水をあげることがポイントです。
また、他に注意する点は気温です。スパティフィラムは熱帯地方の植物なので、気温が低いと枯れてしまいます。最低気温が約8~15度以下の場合は室内管理しましょう。
■水やり頻度のポイント
生育期の5~9月は土表面が乾いたら鉢底から染み出るくらいに水を与えてあげましょう。しかし、鉢の中が湿り過ぎは枯れる要因になるので、受皿に水を溜めしない程度に水やりしてください。高湿度の環境を好む植物ですが、気温が高く土が乾きやすい夏場は、水不足で発育できずに枯れしまう恐れもあります。霧吹きなどで葉に水を与え、乾燥防止をするのも健康に育てていくためのポイントです。
スパティフィラムが過密状態で根腐れしている場合は、必要に応じて植え替えをしてください。水やりをしても上手く水はけしない時は、一度、スパティフィラムの根の確認してみましょう。秋以降は気温が低くなるので、水やりを行う回数を少しずつ減らしていきましょう。冬になると、スパティフィラムの生育はゆっくり進んでいくので、乾かし気味に育てましょう。3日に1回程度の水やりがおすすめです。
スパティフィラムの肥料
スパティフィラム栽培では、肥料も欠かせない要素になります。いつ、どの時期に、どの程度、肥料を与えたらよいのか、ポイントを押さえておきましょう。
肥料を与える時期
スパティフィラムには、肥料を与える最適な時期があります。基本的に、観葉植物の多くは5~10月頃かけて生長していくので、この時期に肥料を与えて栄養を補ってあげることが必要です。この時期を生育期というのですが、この期間にすくすく育っていくことになるので、土壌がスパティフィラムの生育にとって最適な環境であることが大事になります。
日本で栽培する場合は、冬の12~3月は生育が止まるので、栄養過多で枯れてしまう恐れがあるので注意してください。
スパティフィラムには、置き肥が効果的です。おすすめの肥料には、緩効性肥料『プロミック観葉植物用』
や液体肥料『専用液肥-観葉植物-』が挙げられます。『プロミック観葉植物用』を与える場合、2ヶ月に1回の頻度を目安に肥料を与えていきましょう。また、液体肥料『専用液肥-観葉植物-』を活用する場合は、1週間~10日に1回の頻度で肥料を与えてあげてください。水で薄めて使用するので、取扱い説明を読み比率を守って使用しましょう。
育てるために必要な肥料
育てるために必要な肥料として、緩効性肥料と液体肥料を挙げましたが、それぞれに特徴があるので見ていきましょう。合わせておすすめの肥料をご紹介するので、是非参考にしてください。
■緩効性肥料
緩効性肥料は、鉢に撒いて水やりすることにより、徐々に肥料の栄養が土壌に溶けて栄養を行き渡らせます。肥料の持続性に関しては各種類で変わりますが、約2ヶ月程度、効果を発揮します。効果が穏やかにゆっくり効く肥料が緩効性肥料です。
置肥として『プロミック観葉植物用』を使用するのがおすすめです。また小さな鉢には、ハート型の可愛い「錠剤肥料 観葉植物用」や「ボタナイス 置くだけ!カンタン錠剤肥料」を使用してもよいでしょう。スパティフィラムは、生長期に肥料を多く必要としますので、規定量より少し多めに施肥すると、よりよく開花します。
■液体肥料
緩効性肥料の代わりに、お家で植物栽培している方で液体肥料がある場合、そちらを使用しても問題ありません。「ハイポネックス原液」の場合、観葉植物をはじめ様々な植物に使用できます。使用方法は、水で薄めて株元に与えます。速効性ですが持続性には欠けるので、定期的に液体肥料を水やりで与えて土壌の肥料効果を持続させましょう。
肥料を与える目安は、1週間~10日に一回の頻度で行ってください。液体肥料のみで育てても問題ありませんが、最もおすすめの育て方は、緩効性化成肥料の置肥にして、葉色や生育が悪い時に液体肥料を追加して育てる方法です。
肥料の適切量
肥料の適切量は、鉢の大きさで変わります。肥料の取扱説明書に適量が記載されているので、それに従って量を守って使用してください。これは、液体肥料も同様なので、取扱い説明書通りに薄めて使用しましょう。スパティフィラムの場合、肥料を多く必要とするため少し多めに施肥しても問題ありませんが、過度に肥料を濃くしたり、量を増やしたりすると、スパティフィラムの生育に悪影響を及ぼします。万が一、肥料を与え過ぎた時は、沢山水を与えて鉢から肥料を出すようにしましょう。
スパティフィラムの植え替え
スパティフィラムの発育が中々みられない場合、花芽もつきません。また、冬の時期に水やりのし過ぎで根が傷んでしまい、健康に育たなくなることもあります。スパティフィラムは、成長と共に根も大きく育っていきます。一回り大きな鉢に植え替えすることで、すくすく育てていくことができます。ここでは、植え替えについて解説します。
植え替えのサイン
スパティフィラムは、2年くらい経つと子株が増えます。これは、生長のサインで、鉢のサイズが小さくなってきて根が詰まってきます。このままでは、葉が枯れる、根腐れするなど、スパティフィラムの生育環境にとってよくありません。
鉢底から根が出ている状態であれば、植え替えを行い、生育環境を整えてあげましょう。
植え替え(株分け)作業
STEP1.スパティフィラムの傷んだ葉をハサミで切る
STEP2.根に付いている土を優しく落とす
STEP3.根鉢は崩さないように、古い根だけを切り落とす
STEP4.一回り大きな鉢に移し、隙間に新しい用土を詰め、植え替えする
STEP5.スパティフィラムに水やりをし、直射日光を避けた場所で管理する
STEP6.2週間後、肥料を与えながら栽培する
植え替え作業は、スパティフィラムを増やさない方法にも活用できます。根鉢の下1/3を切って、根についた土を優しく落とし、今まで育てていた同じ鉢のサイズへ植えてください。
植え替え(株分け)時期
植え替えの最適な時期は、4~6月です。スパティフィラムに花がついている時期には、植え替えや株分けをすることは控えたほうがよいです。そのため4~9月の間であれば植え替えはいつでも可能ですが、花をつけていない時期に植え替えを行ったほうがスパティフィラムの回復も早く、負担も少ないのでおすすめです。
目安としては、7月末までには植え替え作業を終えているようにしましょう。植え替えが終わった後のスパティフィラムには水やりを行い、直射日光の当たらない日陰で管理してください。そして根の活着促進のため、植えつけ時に、植物用活力液「リキダス」 を1,000倍に希釈して与えましょう。
その後、「ハイポネックス原液」等のリン酸成分の高い液体肥料を植え替えから10日程度経った後に与えるようにし、それ以降は7~10日に1回の頻度で肥料を与えて栽培していきましょう。
植え替えする際のポイント
植え替え用土に関しては、観葉植物の専用土でOKです。スパティフィラムを栽培する土は、通気性のよい腐植土壌が最適です。赤玉土と腐葉土を混ぜた土に、川砂が少量入っているものが、土壌としておすすめです。
植え替えで、スパティフィラムを健康に発育させて行くためには、今まで栽培で使用していた土質と、なるべく似た土に植え替えることです。そのほうが、スパティフィラムの発育には好ましいといわれています。市販の株分け用土でもOKです。
スパティフィラムの増やし方
スパティフィラムの増やし方には、「株分け」と「挿し木」があります。どちらも方法は簡単なので、増やす際に自分で好きなやり方を選んで見てください。適切な時期に行うことで、元気なスパティフィラムを増やすことができます。
株分けする方法
株分けは、大きく生長したスパティフィラムの株を複数に分ける作業で、生育環境を整えて生長を促します。株分けする際は、スパティフィラムがある程度育ったタイミングで行います。株分けする目安としては、生長して鉢のサイズが合わない、鉢底から根が出ている、新芽が伸びない、水やりしても葉が枯れる、このような状態のときはスパティフィラムの植え替えのサインです。
STEP1.株を鉢から抜いて、根についている土を落とす
STEP2.傷んでいる根をハサミで切る
STEP3.株を手やナイフで2~3つ程度に分ける
STEP4.各株を植えつけの時と同じ土壌の鉢に植え替えする
STEP5.新芽が出るまでは日陰で管理する
STEP6.新芽が出たら明るい日陰へ移して栽培する
株分けは春~秋の時期に行いましょう。一般的には5~9月が目安です。寒い季節の株分けは、スパティフィラムの負担になって株が弱ってしまいます。株分けすることは、スパティフィラムにとっても大きなダメージを伴う作業なので、最適な時期に行うのがポイントです。
挿し木する方法
スパティフィラムの増やし方として、挿し木があります。挿し木は、スパティフィラムの一部を切り取り、それを土や水に挿して根を生えさせる方法です。
STEP1.ハサミで芽吹いた新芽部分の茎を5㎝程度切る
STEP2.カットした茎を水揚げするために1時間程度水に浸して挿し穂を作る
STEP3.挿し木専用土に挿し穂を挿す
STEP4.十分に水をかけて日陰で管理する
挿し木は、5~9月を目安に行うのが適期です。寒い季節の挿し木は、根を傷めやすかったり、生育する過程でも負担が大きかったり、スパティフィラムにダメージを伴います。最適な時期での挿し木は、負担が軽減されます。挿し木であれば、親木と同じ姿形の花を咲かせることができます。
スパティフィラムの病害虫
スパティフィラムには、栽培途中に害虫がつきます。生育期に害虫がつきやすいので、日頃からこまめに害虫チェックを行いましょう。ここでは、代表的な害虫と対策方法をご紹介します。
カイガラムシ
カイガラムシは、寄生すると厄介な害虫です。スパティフィラムを吸汁したり、害虫から出る排泄物が原因となって、生育に悪影響を及ぼしたりします。また、排泄物には糖が含まれており、それが原因ですす病になります。さらに、他の虫が糖に寄ってきて、スパティフィラムを食害して被害を拡大させます。
また、温かな室内で栽培する際には、年中カイガラムシが発生する可能性もあります。カイガラムシの成虫は、殻やロウ物質に覆われており、この時期に薬剤効果はあまり期待でないので、浸透性のある薬剤がおすすめです。
幼虫時期は、薬剤散布で駆除できますが、大体、スパティフィラムがすす病になってから気付くケースが多いです。スパティフィラムの葉裏をこまめにチェックして、虫がついていないか確認するようにしましょう。
■病気
すす病は、植物の葉や茎にカイガラムシの排泄物が付着することで起こります。排泄物に黒いカビが生えることで、まるですすにかかったような見た目から、すす病といわれています。そして、カビの胞子が徐々に拡大すると、最終的にはスパティフィラムを枯らすなど大きな被害を及ぼします。
■カイガラムシの駆除方法
カイガラムシの駆除方法ですが、カイガラムシの卵が見つかった場合は、拭き取って駆除しましょう。スパティフィラムの葉裏をこまめにチェックし、卵を見つけた際には布やティッシュで丁寧に拭き取ってください。また、幼虫の場合は、殺虫剤で駆除しましょう。スプレーする際には、必ず、スパティフィラムを外に出して行い、少し離れた位置から幼虫がいる患部にスプレーしてください。
そして、成虫の場合は、手作業で駆除しましょう。歯ブラシやヘラを使用して、擦りながら落としていきましょう。この際に、カイガラムシの体液が出てくることがあるので、必ず、手袋で作業してください。枝にびっしり張り付いている場合には、その部分を剪定してもOKです。
ハダニ
ハダニは、交尾の有無に関係無く増殖する害虫なので、短期間で大量に発生します。ハダニが発生時期は3~10月で、夏が最も大量に増えます。スパティフィラムの生育期の時期になり、ハダニの発生で生育を阻害していきます。被害が拡大しやすいので注意しましょう。
■病気
ハダニは、葉裏にくっついています。寄生することで、葉に白い斑点ができたり、引っ掻き傷のようなものをつけたりします。この状態を放置しておくと葉全体へ被害が拡大し、花弁からも吸汁するため開花期間を短くします。被害が進行すると葉色が悪くなってきて、最終的には枯れてしまいます。庭木では枯れませんが、葉色がなくなり美観も悪くなってしまいます。
■ハダニの駆除方法
ハダニの駆除方法ですが、農薬での駆除がおすすめです。主成分がデンプンの薬剤だと、自然、人、動物への安全性も高いです。同じ薬剤を継続して使用していると、ハダニも薬に対して抵抗がついてくるので、効果が弱まったと感じた際には、薬剤や対処法を変えながら対処していくのがポイントです。また、少し強い流水をかけて虫を落とす方法もあります。
スパティフィラムは、丈夫で育てやすい観葉植物で、室内向け植物として親しまれています。基本的な栽培方法が分かれば、初心者さんでも育てることができる人気植物です。また、簡単に増やして栽培もできるので、お家の緑に彩りを添えて楽しむことができます。
年中楽しむことができる植物なので、植物好きの方はもちろん、これからお家で栽培できる植物を探している方も、スパティフィラムを取り入れてみてください。
この記事に関連する商品について
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