2017.11.02 UP
冬型の多肉植物・サボテンを育てるなら秋スタートがおすすめ!おすすめ品種は?
夏のうだるような暑さが過ぎ、秋の訪れを感じる9月半ば。この時期は、冬型の多肉植物やサボテンの植付けにぴったりの季節です。多肉植物やサボテンは1年中販売されているのでいつ購入しても同じだと思っている人が多いかもしれませんが、決してそうではありません。スクスクと大きな株に成長させたいのであれば、秋シーズンから育て始めるがおすすめです。今回は、その理由やおすすめの品種・育て方のコツなどをご紹介します。
冬型多肉植物・サボテンの栽培を秋から始める理由は?
多肉植物・サボテンの植つけは、生育期の前に行うのが基本です。そのため、寒い季節になると生育が活発になる冬型品種を購入するなら秋シーズンがおすすめなのです。
株を買ってきたら、ポットや化粧鉢から多肉植物・サボテン向きの用土と大きめの鉢に植え換えをしてあげましょう。そのままでいいものもありますが、お店によっては見た目の良い化粧砂で固められていたり、株に対して器が小さすぎたりする場合があります。その場合、植え替えをしてあげたほうが生育は良くなります。
冬型多肉植物・サボテン、おすすめ品種は?
冬型の多肉植物・サボテンで代表的な品種としては、たくさんの赤やピンクの花を咲かせるシャコバサボテンや、強い香りの白い花が特徴的な月下美人、石ころのようなビジュアルが可愛いリトープス、ロゼッタ上の葉が美しいダドレアなどが挙げられます。いずれも秋シーズンには園芸店で数多く販売されるようになりますので、ぜひ手にとってお気に入りの株を購入してみましょう。
なお、株を選ぶ際には、色が鮮明でシワの少ないもの、鉢を手に持ったときに株がグラグラしないものがおすすめです。
冬型の多肉植物・サボテンの育て方のポイントは?
秋に冬型の多肉植物やサボテンを植え付けたら、1週間は水やりを控えましょう。その後、土が乾いていると感じたら水やりを。多肉植物やサボテンは砂漠の乾燥地帯を原産としているものが多く、乾燥に強く多湿が苦手。水やりは、月に3~4回程度でOKです。
肥料は生育期の5~7月に行います。ゆっくりと効く置肥『プロミック』を月に1回、液体肥料『ハイポネックス原液』
を2週間に1回それぞれ与えます。
また、冬型品種には直射日光を嫌う性質があります。日陰またはレースのカーテン越しの窓辺などに置いて育てましょう。なお、冬型品種は耐寒性がありますが、それでも極寒になる場所や霜や雪が積もる場所では枯れてしまう恐れがあります。本格的な冬に入ったら室内に入れてあげると安心です。
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