2018.02.22 UP
いろいろあって迷っちゃう?よくわかる肥料の選び方
肥料は、植物の順調な生育を促し、花を美しく咲かせるために必要不可欠なものです。
肥料の使い方が上手になると、植物が枯れにくくなるのはもちろん、花の色や付き方をよくしたり株を大きく育てられたりするようになります。
ですが、ガーデニングに慣れていない人からは、「種類がたくさんあって選び方がわからない」といった、肥料に関する疑問の声が聞かれます。
そこで今回は、肥料の種類や正しい選び方など、肥料の基本についてご紹介します。ぜひ、ガーデニングの参考にしてみてくださいね。
肥料の基本、「元肥」と「追肥」について
肥料は、含まれる成分の性質や与える時期などによってさまざまに分類できますが、今回は「与える時期」で分類してご紹介していきましょう。
この分類では、肥料は「元肥」と「追肥」の2種類に大別できます。
・元肥
苗の植え付け時や植物の植え替え時に、用土にあらかじめ混ぜておく肥料のこと。
ゆっくり効いて効果が長持ちするタイプが多い。
・追肥
…植物の育成中に与える肥料のこと。
元肥として与えた肥料だけでは不足してきた頃に与え、開花や結実を促す。
即効性のあるタイプが多い。
また、後者の「追肥」をもう少し細かく分類すると、寒い時期に与える「寒肥」、収穫や開花の後に与える「お礼肥」などもあります。
寒肥の主な目的は、有機質肥料を使用して土壌改良をすることです。
有機質肥料はゆっくり分解され、春に植物の生育が旺盛になったときに効き始め、生育を促します。
また、植物は開花や実を着けるのに多くのエネルギーを使います。
そこで、株や球根を回復させるためにお礼肥を与えます。
園芸店に行くとさまざまな肥料が売られていますが、ラベルに元肥用か追肥用かが表記されているはずです。
まずは、肥料を与える時期に合わせて適切な選び方をしましょう。
肥料の形状の違いは?おすすめ製品は?
肥料には、粒状・固形・液体・アンプル・粉末など、いろいろな形状のものがあります。
それぞれ用途や性質が異なるので、おうちの植物の品種や生育状態に応じたものを選んでください。
●粒状肥料
粒状タイプには、元肥として土に混ぜ込んで使うものと、追肥として土の上にまいて使うものがあります。
代表的な製品は以下です。
・マグァンプK大粒
(https://www.hyponex.co.jp/item/50/?tmid=59)
植え付け時に使用すると約2年間効き目が持続する元肥。
・マグァンプK中粒
(https://www.hyponex.co.jp/item/49/?tmid=59)、
植え付け時に使用すると約1年間効き目が持続する元肥。
・今日から野菜 野菜の肥料
(https://www.hyponex.co.jp/item/84/?tmid=59)
ゆっくり長く効き続けるので肥料不足を起こさず、野菜が元気に育ちます
・「Plantia」花と野菜と果実の肥料
(https://www.hyponex.co.jp/item/157/?tmid=59)
植物の生育に必要な成分をバランス良く配合した有機入り緩効性肥料です。
●固形肥料
粒状タイプよりも粒が大きく、用土の表面に置いて利用するものがほとんどです。
じわじわと成分が溶け出して効いていきます。
置いておくだけなので簡単で便利。代表的な製品は以下です。
・プロミック いろいろな植物用
(https://www.hyponex.co.jp/item/47/?tmid=59)
土の上に置いておくだけで、約2ヶ月間効き目が持続する。同シリーズには、「草花・鉢花用」や「観葉植物用」「シンビジューム・クンシラン用」「クリスマスローズ用」なども。
●液体肥料
液体タイプは、追肥として水やりの際に与えるものがほとんどです。水で希釈して使う原液タイプと、うすめずそのまま使用することができるストレートタイプがあります。代表的な製品は以下です。
・ハイポネックス原液
(https://www.hyponex.co.jp/item/62/?tmid=59)
草花から野菜までさまざまな植物に使える液体肥料。水で薄めて1週間~10日に一度与える。即効性がある。
・ストレート液肥 オールパーパス用
(https://www.hyponex.co.jp/item/74/?tmid=59)
いろいろな植物にうすめずそのまま使えるストレートタイプの液体肥料
●アンプルタイプ
アンプルタイプには、形状は同じですが効果の異なる肥料アンプルと活力アンプルがあります。
肥料アンプルは、液体肥料の一種で1回分ずつ小さな容器に入っており、植物の生育を促します。
株元から少し離して、用土に突き立てて使用します。
即効性があり、扱いが簡単なので、追肥として便利です。
活力アンプルは、肥料成分を含まずビタミンやミネラルを配合していることが多いです。
肥料ではありませんので、植物に活力を与えますが生育させることはできません。
代表的な製品は以下です。
・花や野菜の肥料アンプル
(https://www.hyponex.co.jp/item/80/?tmid=59)
草花や鉢花・観葉植物・野菜など、さまざまな植物に使用できるアンプル肥料。植え付けから2週間後から2週間に1回程度使用する。
・いろいろな植物の大型アンプル
(https://www.hyponex.co.jp/item/51/?tmid=59)
植物に必要な各種活力ミネラル成分を配合しています。
●粉末肥料
粉末タイプは、水に溶かして液体肥料として水やりの際に追肥として与えます。
代表的な製品は以下です。
・微粉ハイポネックス
(https://www.hyponex.co.jp/item/63/?tmid=59)
草花や観葉植物など、さまざまな植物に使用できる粉末肥料。水で薄めて1週間~1週間に一度程度与える。
【商品紹介:ハイポネックス原液の使い方】#初心者 #園芸のキホン
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