2018.03.20 UP
Labyrinth バラの迷宮 pickup31 『エンデュミオンEndymion』
Data
■作出:日本 バラの家ロサ オリエンティス
■花色:ピンクから落ち着いたモーヴピンクへ
■花径:中輪 ■花形:花芯を覗かせるカップ咲き・房咲き
■香質:ふんわりとしたダマスクとティーの香り
■樹形:木立性、高さ1.3×幅1.0m
花の周囲に波打つ花弁が集まって重なり、花芯を少し覗かせる。咲きはじめの花は夜間に花弁を閉じる。高温期の花はオープンカップ咲きに。春から秋まで繰り返してよく咲く。枝は細め、樹は横張りの木立性で、株に勢いがつくと長い枝がでるので、終わった房の下で深めに剪定を繰り返すと株姿がまとまり、よい花が咲く。伸びた枝を残して冬に誘引すれば小型のつるバラとしても。耐病性が高い。花名はギリシャ神話で月の女神アルテミス(セレネ)に愛され、永遠の美を保って眠り続ける美男子の名。バラの家楽天市場店2015年10周年の記念花。
玉置一裕 Profile
バラの専門誌『New Roses』編集長。
『New Roses』の編集・執筆・アートディテクションを行うかたわら、ローズコーディネーターとしてバラ業界のコンサルティングやPRプランニング、関連イベントのコーディネート、バラの命名等に携わる。
また園芸・ガーデニング雑誌への執筆や講演を通じて、バラの「美」について語ると同時に、新しいバラの栽培法の研究も行っている。
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