2018.08.07 UP
ガーデニングの主役にも脇役にもなれるカラーリーフ。おすすめ品種4選
ガーデニングの最大の楽しみといえば、「きれいな花を咲かせること」と考える方が多いかもしれませんが、色とりどりでユニークな葉っぱを育てるのもまた楽しいものです。
今回は、存在感抜群のカラーリーフをご紹介します。
季節や成長段階によって色が変わっていくものも多く、ガーデニングの主役にも花を引き立てる脇役にもなってくれます。
ハツユキカズラ
ハツユキカズラは、キョウチクトウ科の植物です。
新芽の時期には白やピンクの葉を楽しめ、生長すると鮮やかなグリーンになります。
ピンクや白の葉を楽しみたい場合は、こまめに刈り込みをして脇芽をたくさん出させることがポイントです。
また、日当たりが十分でないときれいな色が出ませんので、日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。
ただし、直射日光や強い西日が当たると、葉焼けしてしまいますので、夏場は半日陰に移動させてください。
このほか、ハツユキカズラは加湿を嫌いますので、水やりは控えめに。
また、生育が旺盛ですので、春から夏にかけては液体肥料ハイポネックス原液を1週間に1度を目安に与えてください。
コリウス
コリウスは、シソ科の植物で和名をキンランジソ(金襴紫蘇) と言います。
褐色や赤・赤紫色・黄緑色などのカラフルな葉をつけ、花に負けない見応えがあります。
夏から秋にかけて小さな花を咲かせますが、花が咲くと葉の色はあせてしまいます。
カラーリーフとして楽しみたい場合は、花をつけさせないように蕾が出てきたらその都度刈り込むようにしてください。
また、コリウスは明るい日陰で風通しの良い場所を好みます。夏場は強い日差しによって色褪せることがありますので、半日陰に移動させるとよいでしょう。
耐暑性は高い植物ですが、耐寒性に弱いため、冬越しさせたい場合は11月中旬以降には室内に取り込んで管理します。
カラジウム
カラジウムは、サトイモ科の植物です。
ハート型の葉は、グリーンとホワイトのコントラストがとても美しく、カラーリーフとして人気があります。
日光に当てることで葉の発色が良くなりますが、最初から日に当て過ぎると葉焼けしてしまいますので、半日陰で管理し、徐々に日光に慣れさせるようにしてください。
特に、夏場の直射日光は葉焼けの原因となりますので注意を。
また、寒さに弱い性質をしていますので、冬の間は室内で管理します。
冬の間にもしっかりと日光に当てることで、葉に厚みが出て株も強くなります。
このほか、水やりのタイミングと仕方にも少しだけコツがあります。
気温が20℃以上になる春から秋にかけては土の表面が乾いたらたっぷりと。
20℃以下になる時期には、生育が緩慢になりますので水やりは控えめに。
土の表面が乾いてから2~3日経過してから水を与えるようにしてください。
アルテルナンテラ
アルテルナンテラは、ヒユ科の植物です。
レッドフラッシュ、アカバセンニチコウなどと呼ばれることもあります。
赤やピンク色の鮮やかな葉をつけるため、花壇やコンテナの寄せ植えに使うととても見応えがあります。
葉色をきれいに発色させるためには、日当たりと風通しの良いところで管理することが大切です。
日光にしっかり当てることで、発色が良くなります。
耐暑性も高く、真夏の強い日差しにあてても問題ありません。
また、秋になると葉が紅葉して変化していきます。
色が移ろう様子もぜひ楽しんでください。
動画でわかりやすく!HYPONeX Smile