2018.11.21 UP
話題のハイドロカルチャーって何?メリットと注意点、おすすめ植物
「植物を育ててみたいけれど、土の管理が大変そう」という方におすすめなのが、ハイドロカルチャーです。
ハイドロカルチャーとは、ハイドロボールという人工の土を利用して植物を育てる方法のこと。
植物の気軽な栽培方法として最近人気が高くなってきています。
今回は、そんなハイドロカルチャーについて、メリットや扱い方のコツ・注意点などをご紹介します。
ハイドロボールとは?どんな風に使うの?
・ハイドロボールとは
ハイドロカルチャーで用いる人工の土・ハイドロボールは、粘土を高温で焼いて発泡させたボール状の石です。
一つ一つの石には細かい穴がたくさん空いていて、その中に取り込まれた空気が植物に酸素を供給します。
・ハイドロボールの使い方
ハイドロボールの使い方は、基本的には普通の土と同様です。
まず植木鉢や容器の2/3程度の高さまでハイドロボールを入れ、根に付いた土をよく払った植物を植えます。
植物の向きが決まったら、そこにハイドロボールを足していきます。
植木鉢を使用してもいいのですが、見た目が綺麗なので中身が見えるガラス容器を用いるのもおすすめです。
ハイドロカルチャーのメリット
・水の管理がしやすい
植物を育てる際、意外と難しいのが水やりの加減です。
与えすぎは根腐れの原因になり、足りなければ水分不足で枯れてしまいます。
適切な水やりを行うためには、土の状態をみて判断しなければなりません。
その点、ハイドロカルチャーは水の過不足が目で見てわかりやすいというメリットがあります。
また、ハイドロボールには水を溜め込む性質があるので、水やりの頻度も少なくて済みます。
・清潔感がある
ハイドロカルチャーで使うハイドロボールは基本的に無菌で清潔です。
そのため、虫がほとんど寄ってきません。
また、ハイドロボールは無臭なので、「室内で植物を育てると土の匂いが気になる」という方にもおすすめです。
ハイドロカルチャーのデメリット
・あまり大きく育たない
ハイドロカルチャーで育てると、植物の生長は緩やかになります。
そのため、あまり大きく育てることはできません。
インテリアとして植物を部屋に置きたいという方には適していますが、「植物がスクスクと育っていく様子を楽しみたい」という方には向いていないかもしれません。
・根腐れを起こしやすい
ハイドロカルチャー栽培のデメリットとて、根腐れが起きやすいという点が挙げられます。
単純に水を与えすぎているケースもありますが、根が排出する老廃物が容器内に溜まり根が腐ることも。
土栽培であれば、排出された老廃物は土中の微生物が分解してくれます。
しかし、ハイドロボールには微生物がいないため、老廃物が蓄積され続けてしまうのです。
ハイドロカルチャーに向いている植物は?
ハイドロカルチャーは、ハイドロボールに水を溜めて植物を育てる栽培方法です。
そのため、ハイドロカルチャーを日光に当て過ぎると、苔や藻が発生して見た目が悪くなります。
また、日光によって水温が上昇するため、根が傷みやすくなります。
このことから、ハイドロカルチャーでは日光を最小限に抑える必要があります。
つまり、ハイドロカルチャーに向いている植物は、日光が少なくても生育できる耐陰性の高い植物ということになります。
具体的には観葉植物がおすすめです。
中でも、ポトスやデコラゴム・テーブルヤシ・ガジュマル・モンステラなどは、少しの日光でもすくすくと育つため、ハイドロカルチャーに向いています。
ハイドロカルチャーにも肥料が必要
植物は水だけでは健全に育つことができません。
ハイドロカルチャーにはすばやく根から吸収できる液体肥料や活力液を与えましょう。
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