2018.09.28 UP
芝生が枯れた!変色してる!原因は?対処法は?
美しいお庭に欠かせない芝生。
ですが、芝生を育てていると、一部または広範囲が枯れてしまったり、剥げたり、変色したりしてくることがあります。
今回は、そんな芝生のトラブルの原因と対処方法をご紹介します。
芝生は種類によって枯れる時期がある
高麗芝を始めとする夏芝は、秋冬になると休眠します。
そのため、地上部は枯れてしまいますが、春になるとまた新芽が出て綺麗な状態に戻ります。
西洋芝は、きちんとお手入れをしていれば年間通じて青々とした状態を保つことができますが、夏になると暑さで枯れることがあります。
特に近年の夏は猛暑で連日30度を超える日が続いているため、夏枯れのリスクがかなり高くなります。
夏枯れを防ぐためには、梅雨明け後は2日おきに、8月に入ったら毎日早朝か午前中に水やりを。
芝刈りが原因で枯れてしまうこともある
芝刈りをした後に芝生が茶色く変色して枯れてしまうことがあります。
この原因として考えられるのは、地表近くにある成長点ごと刈り取ってしまったこと。
このような状態を軸刈りと呼びます。
軸刈りをしてしまっても、生育期に当たる春から初夏であれば、また新芽が出てきて回復する見込みがあります。
しかし、夏以降の場合は、新芽が出ずそのまま枯れてしまう場合があります。
軸刈りを防ぐためには、深く刈りすぎないことが大事です。
刈るのは1/3だけにして、2/3は残すようにするといいでしょう。
また、伸びすぎた芝を刈るときは一気にやろうとせず、複数回に分けて刈ります。
病気が原因で枯れたり変色したりすることもある
病気が原因で枯れることも考えられます。
芝生の病気として考えられるのは、ダラーパッチやラージパッチ・ブラウンパッチなど。
芝生が黄色く変色していたり部分的に枯れたり剥げたりしている場合は、これらの病気が疑われます。
病気の被害は、芝刈り機を通じて拡散される恐れありますので、早い段階での処置がカギとなります。
適した薬剤を散布して病原菌を退治してください。
害虫が原因で枯れることもある
害虫に侵食されて部分的に枯れることがあります。
芝生が食べられたようになっていたら、害虫の可能性が考えられます。
特に被害が多いのは、スジキリヨトウやシバツトガ・コガネムシ。
被害が拡大しないうちに薬剤を散布して防除を行ってください。
水不足だと枯れることも
葉の先端が細く丸まっていて、全体的に黒ずんだり色がくすんだりしているときは、水不足の可能性があります。
この状態が続くといずれ枯れてしまうことに。
乾燥しやすい夏場は特に、毎日早朝か午前中に水やりをしてください。
肥料をあげるタイミングは?
高麗芝に肥料を3月頃から与えはじめます。
『芝生の肥料』は天然由来の有機質を配合し、芝生の生育に必要な肥料成分をバランスよく配合しているので緑濃く鮮やかな芝生を育てます。
『芝生の肥料』は1箇所にかたまらないように均等にまき、施肥後は水やりをするとより効果的です。
特に4月から9月の高麗芝の生育期は液体肥料『芝生の液肥』も併用して密な芝生を育てましょう。一週間に一度、500倍に薄め 1㎡当たり2~3L程度を与えるようにしましょう。
しかし、梅雨明けの7月、8月は猛暑日が多くなっています。
夏の暑い時期は芝生の根が弱っている場合があります。
弱っているから慌てて施肥をするのではなく、植物用活力液『リキダス』をあたえて、しっかり観察し、芝生が回復してから施肥をするようにしましょう。
人が踏んだり重みがかかったりすることで枯れるケースも
芝生を植えたてでまだしっかりと根付く前に歩いてしまうと、その部分が剥げたり枯れたりすることがあります。
張りたての芝の周囲にはロープを巻くなどして、人の立ち入りを制限し養生すると安心です。
また、常に重いものが乗っていて強い力がかかりっぱなしになっていたりすると、芝生が剥げたり枯れたりすることがあります。
よくあるのは、子供の鉄ぼうや滑り台といった遊具が置いてあるケース。
大事にしたい場所には、重いものを置かないようにしましょう。
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