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観葉植物・ストレリチア。花を咲かせるにはどうすればいい?

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観葉植物として人気の高いストレリチア。
大きな葉がエキゾチックな雰囲気で、インテリアとしてもぴったり。
上手に育てば、まるで南国の鳥のように鮮やかな色彩の花を咲かせることもできます。

今回は、そんなストレリチアの育て方のポイントや花を咲かせるためのコツなどについてご紹介します。

ストレリチアの特長

ストレリチアは、南アフリカを原産とするゴクラクチョウ科の植物です。

大きくて厚みのある葉と、青い花・オレンジ色の苞(ほう:花の根元に着く小さな葉のこと)が特長的。
インテリア用の観葉植物として知られているだけでなく、花の鮮やかさがまるで南国の鳥のように美しいことから切り花としても人気があります。

ストレリチアの育て方のポイント

栽培のはじめかた

「ストレリチアを育てたい」と思ったら、ある程度大きくなった苗を購入しましょう。
ポット苗を植えつける場合は、用土に「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」を使用します。
元肥として緩効性肥料のマグァンプKが配合されていますので便利です。

 

栽培場所

ストレリチアは日当たりを好む植物です。
室内の明るい窓辺などに置いて育てましょう。
一般的に、植物は直射日光を嫌いますが、ストレリチアは日光をとても好みます
そのため、日照不足だと新しい葉が育たなくなるので、しっかり日に当てるようにしてください。
しかし、窓ガラスがレンズになってしまい光が集中してしまったり、昨今の夏の猛暑日などの強い日差しなどには注意が必要です。

なお、ストレリチアは観葉植物の中では耐寒性が高い方です。
気温が2〜3℃であれば問題なく冬越しができます。

 

水やりの頻度

ストレリチアは、根に水を貯蓄できる性質があります。
そのため、乾燥に強く、多湿を嫌います
水やりの頻度は、生育期に当たる4月から10月前後にかけては土の表面が完全に乾いてから。
生育期に当たる4月から10月前後にかけては土の表面が乾いてから。10月から3月前後にかけては、土の表面が乾いてから1〜2日後に。

なお、エアコンなどによって葉の乾燥が気になる場合は、葉っぱの表面に霧吹きで水をふきかけてあげましょう。
この作業を葉水といいます。
また、微量要素を含んだ「速効スプレー液」を与えるとさらに色つやがよくなります。

 

肥料の与え方

生育期に当たる4月から10月前後にかけては、1ヶ月に2〜3回「ストレート液肥 観葉植物用」を与えてください。
葉の生育を促進させる窒素やリンサン・カリなどの肥料成分が配合されています。
休眠期に当たる冬には、肥料は必要ありません。

 

病害中の防除について

ストレリチアには、カイガラムシがつくことがあります。
カイガラムシの特徴は、真っ白い塊のような状態で葉にこびりついていること。
カイガラムシを発見したら、歯ブラシなどを使ってこそげ落とすように除外しましょう。

また、ストレリチアは乾燥に強い品種ですが、乾燥状態が続くとハダニがつきやすくなります。
ハダニ防除のためにも、定期的に葉水を与えるようにしましょう。

ストレリチアの花を咲かせるためのコツ

ストレリチアの花を咲かせるポイントは、日差しがたっぷり当たる明るい場所で育てることです。
また、生育期に液体肥料をしっかり与えることも大切です。
このほか、ストレリチアの花は株が大きいほど咲きやすい傾向があります。

花が咲く合図は、二枚の葉っぱが合体したような新芽が出てくること。
他の葉とは形が違いますが、病気や異変ではありませんのでご心配なく。

ストレリチアの花は、一回開花すると長く咲き続けします。
ぜひ美しい花を楽しんでくださいね。

三上真史の趣味は園芸ちゃんねる/スピンオフ企画【観葉植物の時間】

🍀01:モンステラの育て方 

 

三上真史の趣味は園芸ちゃんねる/スピンオフ企画【観葉植物の時間】

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この記事で紹介された植物について

ストレリチア

大きな葉を伸ばす姿がエキゾチックなストレリチア。青い花とオレンジの苞のコンビネーションが個性的な花は、切り花としてダイナミックな活け込みなどにも使われています。

 

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