2019.01.04 UP
【バラ栽培】バラの冬剪定は2月上旬に!春の開花に備えて準備を。2月のバラのお手入れ
まだまだ寒い2月ですが、春のバラの開花に向けて準備を初めましょう。
日に日に暖かくなるにつれ、バラは休眠期から抜け、新芽が活動を始めます。
バラが動き出す前に、剪定作業などを行いましょう。
今回は、2月のバラのお手入れについてご紹介します。
春の開花に向けて、バラの剪定は2月中旬までに済ませましょう
2月上旬のバラは、冬の間に蓄えられていた栄養が凝縮して株元にしっかり蓄えられている状態です。
まだまだ寒い中ですが、しっかりとバラの剪定を行いましょう。
この時期に剪定作業をしっかりと行っておくことで株のリフレッシュになり、春に花が咲きやすくなります。
また、背が高くなりすぎた株を好みの高さにカットすることで、春にきれいな樹形のバラを楽しめます。
なお、この時期の剪定は、遅くとも2月中旬までには済ませておきたいところ。
2月下旬になるとバラは休眠期を終えて活動を始めます。
活動を始めた後に剪定をすると、枝先に移動した養分までも切ってしまうことになり、新芽を吹き出す力が弱まってしまう恐れがあります。
バラには、硬い枝ほど良い芽が出るという性質があります。
ですから、秋になってから伸びてきたひょろひょろした枝や枯れている枝や老化している枝・3年以上前からある古い枝は全て取り除きましょう。
また、混み合っている枝は思い切ってカットすることも大切です。
また、背が高くなりすぎている株は、半分くらいの高さまで切り詰めます。
枝を細かく観察し、良い芽の少し上の位置で剪定ばさみを使ってカットしてください。
全体的に扇型になるように剪定すると、こんもりとしたきれいな樹形になります。
こうして勢いのある枝だけを残して剪定をすることで、枝に栄養がしっかりと行き渡るようになり、確実な開花が期待できます。
また、枝を少なくすることで日光がまんべんなく当たり、風通しも良くなりますので、病害虫の予防にもなります。
2月上旬に元肥も与えましょう
剪定とともに、2月上旬までには元肥も施しておきましょう。
地上部が活動を始めるより前に、地中の根っこの活動は始まっています。
根の活動が始まってから肥料を与えると、新しい根が肥料に負けて弱ってしまう恐れがありますので、なるべく早い段階で済ませておくことが大切です。
この時期の肥料には、「brilliantgarden バラのまくだけ肥料」がおすすめです。
株元にばらまいておくだけでゆっくりと長く肥料が効いていきます。
肥料を与えた後には、たっぷりと水を与えてください。
病害虫の防除も行っておくと安心です
剪定を行った後に、病害虫の防除対策も行っておきましょう。
うどんこ病、黒星病の予防と治療をかねて「サルバトーレME」を散布しましょう。
このタイミングで作業することで、赤く柔らかい新芽に効率よく浸透し、少ない薬剤の量で散布することができます。
また、カイガラムシの被害にあう恐れがあります。
歯ブラシ等で擦って落としたり、それぞれに適した薬剤を使用し、バラの健康状態を保つように心がけてください。
ローズライフアドバイザー有島薫の~Fragrance Garden~
第2回 バラの管理方法
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