2018.12.21 UP
室内で・お庭で観葉植物として楽しむ、アボカドの育て方
森のバターとして、おなじみのアボカド。
アボカドは、食べ終わった後の種からでも、苗植えからでも育てることができます。
食用として実をならせるのは少々コツがいりますが、観葉植物としても楽しめるので、インテリア植物としてもおすすめです。
今回は、そんなアボカドの育て方や育て方のポイントをご紹介します。
アボカドの特長
アボカドは、メキシコや中央アメリカを原産とするクスノキ科の植物です。
その実は森のバターとも呼ばれるほど栄養豊富で、世界各国で昔からいろいろな料理に用いられています。
なお、野菜と思われている方が多いかもしれませんが、実は果物です。
そんなアボカドは、食べ終わった後の種を土に植えたり水耕栽培にしたり、苗植えを購入して生育させたりと、さまざまな方法で育てることができます。
果実をならせるのは難易度が高いですが、室内の鉢植えで観葉植物としても十分楽しめます。
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『アボカドを楽しむ!』
アボカドの育て方のコツ・育て方の注意点
植えつけ
アボカドを育てる方法は、大きく分けてふたつ。
ひとつは、食べ終わった種を水耕栽培や土栽培で育てる方法。
もうひとつは、苗を購入して育てる方法です。
種から育てる方法
食べ終わったアボカドの種は、鉢植えで発芽させることができます。
植えつけの適期は5月から6月前後。
大きめの鉢を用意し、鉢底に軽石を敷き、用土を入れます。
そこに、アボガドの種の尖っている方を上にして植えつけます。
土を被せるときは、完全に種を覆わずに、種の先端が少し出るようにしてください。
植えつけ後は乾燥しないよう十分に水を与えます。
その後、気温が20度程度になると発芽します。
なお、植えつけ時には種をしっかり洗って乾燥させてから行ってください。
種に果肉がついていたり水分がついていたりすると腐る原因になります。
また、果肉には発芽を抑制する採用があるため発芽しにくくなってしまいます。
苗から育てる方法
園芸店などでアボカドの苗を購入し、大きめの鉢に植えつけるか庭植えを。
種を発芽させるよりも苗を購入した方が簡単ですので、初めての方には苗栽培をおすすめします。
栽培場所
アボカドは、日光を大変好む植物です。
庭植えする場合は、年間を通じて日光が十分に当たる場所を選んでください。
ただし、冬場に北風が当たる場所は避けたほうがいいでしょう。
また、生育するととても大きくなりますので、十分なスペースを用意する必要があります。
鉢植えする場合は、室内の明るい場所に置くようにします。
また、鉢植えの場合でも生育すると2mほどになりますので、できるだけ天井が高い場所で管理しましょう。
水やり
アボカドは水を好む植物です。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えてください。
特に生育期に当たる3月から9月前後にかけては、水切れを起こさないようこまめにチェックを。
庭植えの場合は、基本的には水やりの必要はありません。
ですが、夏場の乾燥が激しい時期や何日も雨が降らないようなときは水やりをしてください。
用土
アボカドの用土には、「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」が適しています。
肥料
生育期に当たる3月から9月はしっかり追肥をあたえましょう。
追肥には肥料効果が2~3ヶ月と長期間持続する「ネクスコート野菜・くだもの用」がおすすめです。
また、5月前後に花が開花した場合は、液体肥料「微粉ハイポネックス」を1週間に1回程度与えてください。
植え替え
アボカドは生育が旺盛な植物ですので、1年に1回を目安に大きめの鉢に植え替えてください。
鉢底から根がはみ出ているようであれば植え替えのサインです。
なお、アボカドの根は繊細ですので、植え替え時に根を崩さないように注意をしましょう。
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『アボカドの植えかえ!』
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☘61:アボカドの育て方|水耕栽培、鉢栽培の方法、植え替えや冬越しの注意点などもご紹介
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
アボカドはクスノキ科ワニナシ属の常緑高木になる果物。
「森のバター」や「食べる美容液」とも称されるとても栄養価の高い果物です。
アボカドを食べた後の大きな種は水耕栽培や鉢植えなど手軽に観葉植物として栽培することが出来ます。
2018年12月21日 公開
2021年4月20日 更新
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