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信州へ行ってきた
第36回全国都市緑化フェア
信州花フェスタ2019~北アルプスの贈りもの~

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4/27から6/16まで開催中の信州花フェスタ2019、ゴールデンウイークの最中、メイン会場とサテライト会場のいくつかを見てきました。まだまだ、バラの季節まで続くフェスタ、見どころも含めて取材レポートをお届します。

 

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メイン会場入口付近

 

 

 

メイン会場は 信州まつもと空港に隣接するスカイパーク

メイン会場となるスカイパークは信州まつもと空港に隣接しています。そのため、日に数便ですが、空港を利用するフジドリームエアラインの離着陸を間近で見ることができます。飛行機好きにはたまらない光景ですし、北アルプスを背景にした離着陸の風景は、まさに信州ならではです。

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北アルプス花と丘

 

さて、いきなり飛行機の話になってしまいましたが、その風景を花とともに見られるのが会場内にある“北アルプス花と丘”です。段々に季節の草花が通路以外に植えられて、遠くに見える北アルプスの山々とともに、雄大な景色を演出しています。花と緑の一つの楽しみ、こういった花畑を広い景色で楽しむ、まさにその絶景スポットになっていますので、インスタ映えに最適、ぜひ訪れてみてください。

 

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しあわせめぐりの庭エリア

 

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あそびの森の花壇

 

会場内の松林の中、遊具のある“あそびの森”では、ちょうどチューリップやフリチラリアなどが満開でした。地植えでしたので、花後はどう演出されるのか気になりますが、オランダのキューケンホフのような景色に見えるところもあり、散策そのものが楽しいものになっていました。ムスカリも青だけではなく、白や薄いブルーなどが咲き、春の草花の共演をいろいろな視点で楽しめました。

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ムスカリの花壇

 

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ロックガーデン

 

お決まりの市町村花壇や県の出展、ガーデンなどもあり、バラエティに富む構成になってはいました。私個人としては、植物は植物らしく見せてくれるのが一番、森の中の花壇はそんな景色になっていたと思います。

 

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信州産サボテンのインスタレーション

 

ドームの中、室内ではプラントハンター西畠清順氏による、信州産のサボテンを利用したインスタレーションのエリアがありました。不思議な創作空間として、こういうのもありだとは思います。ただ、私も含めて、どう楽しんでよいのか多くの人が戸惑っているような、不思議な空間でした。そうはいってもインスタ映えする空間でしたので、若い人はそういった楽しみ方を積極的にしていました。 ドームの外、信州の庭コーナーでは、一坪造園みたいな提案もありました。

 

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信州の庭コーナー展示の一つ

 

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信州と言えばバラクライングリッシュガーデンです

 

これからは信州もバラと宿根草の季節。会場内にローズガーデンもあるようですから、5月下旬からは春とはまた違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。

 

 

サブ会場とサテライト会場にも注目

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ラ・カスタ・ナチュラル・ヒーリング・ガーデン

 

サテライト会場の一つ、安曇沓掛にあるラ・カスタ・ナチュラル・ヒーリング・ガーデンです。ここはナチュラル系の化粧品やエッセンシャルオイルなどを扱うアルペンローゼが手がける既存のお庭で、知る人ぞ知る美しい癒しのガーデンです。予約制で、一日の入園者を制限して、ガーデンが荒れないよう、そして、ゆっくりと見られるように配慮されています。場所柄、北アルプスの山々もかなり近くになり、その空間にいる間は、多くの人が大いに癒されているのではないでしょうか。コニファーのガーデンやロックガーデン、滝のある池やボーダー花壇など、よく計算されたつくりになっていて、雰囲気のある建物と相まって本当に景色として美しい空間です。もっとも北に位置する会場ですが、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。要予約ですが、空きあれば当日でも入れることもあるそうです。

 

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空中回廊から見るあずみの公園の林野

 

そしてサブ会場は、国営アルプスあずみの公園です。[堀金・穂高地区]と[大町・松川地区]の2エリアにあります。どちらも、北アルプスの山麓をそのまま公園にしたような、大きな大きな公園です。今回は、時間的理由で[大町・松川地区]にしか寄れませんでしたが、公園内の遊歩道で空中回廊になっている部分は、普段目にしない位置で樹木を観察でき、まるで森の中を飛び回っているような錯覚さえあります。どちらの会場でも、期間中、さまざまなイベントが開催され、私の見知った人の顔もたくさん出ていました。上条祐一郎さん、金子明人さん、杉井詩織さん、矢澤秀成さん、草間祐輔さんなど、PLANTIAの絶景でお世話になっているいがりまさしさんの名前もありました。すでに終わったイベントもありますが、6月に入ってもまだまだたくさんありますから、よくスケジュールを見て、訪れてください。

 

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イベントもまだまだたくさん

 

信州という地域のメリット、近くに自然やすてきな観光地がたくさんあるので、会場だけで楽しむのではなく、いろいろな見所やグルメ、温泉などと組み合わせて、信州花フェスタ2019を楽しんでください。サテライト会場の一つ、安曇野市役所近くの豊科近代美術館のバラ園は見事と聞いています。いろんな楽しみ方のできる信州花フェスタ2019、ま期間がありますので、ぜひ出かけてみてはいかがでしょう。

 

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公式パンフレット

 

信州花フェスタ公式サイト
https://shinshu-hanafesta2019.jp/

国営あずみの公園[堀金・穂高地区][大町・松川地区]
http://www.azumino-koen.jp/

ラ・カスタ・ナチュラル・ヒーリング・ガーデン
http://www.alpenrose.co.jp/garden/

 

写真・文 出澤清明
園芸誌の元編集長。現在、園芸普及家として、各所に取材に出かけながら、さまざまな花と緑の楽しさを発信している。

 

 

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