2021.08.25 UP
【観葉植物】初心者でも安心!
観葉植物の管理方法やおすすめの品種は?
自宅やオフィスに癒しや安らぎをもたらしてくれる観葉植物。種類が多く、お部屋の広さや環境に合わせてサイズや種類を選べるので、インテリアとして取り入れている人も多いのではないでしょうか?
元気な観葉植物を育てるには、日々のお手入れが大切です。植物ごとの基本的な育て方を覚えておきましょう。
今回は観葉植物の基本的な管理方法や、季節ごとの水やり方法、育て方のコツのほか、初心者でも育てやすいおすすめの観葉植物をご紹介します。ぜひ観葉植物をお部屋で育てて、おうち時間を充実させましょう。
観葉植物の管理方法について
観葉植物をお部屋に飾ると落ち着いた雰囲気になって癒やされますよね。でも、いざ観葉植物を育てようと思っても、「育て方がよくわからず枯らしてしまいそう……」と心配になる人も多いかもしれません。正しい管理方法を知り、お手入れをすれば、初心者でも室内で十分に観葉植物を育てることができます。
元気な観葉植物を育てるには、適した日当たり・水やり・湿度・風通し・温度といった基本を抑えることが大切です。コツをつかめば、夏の暑さや冬の寒さにも負けないイキイキと美しい植物を一年中楽しむことができるはずです。
観葉植物の日当たりや置き場所
観葉植物が生育するためには日光が必要です。観葉植物は種類によって必要とする明るさの強さが異なるので、日当たりを調整しながら置く場所を考えましょう。こちらでは、観葉植物の日当たりや置き場所について解説します。
日差しと観葉植物の関係
観葉植物自体はとても丈夫なので初心者でも育てられますが、植物によっては日差しを好むものもあれば苦手とするものもあります。室内で育てている観葉植物が枯れてしまう原因は、日光が不足しているせいかもしれません。それぞれの性質を把握しながら上手に育てることが大事です。栽培したい観葉植物の好む環境を調べておきましょう。
日当たりのよい場所を好む観葉植物
ハートカズラ・オーガスタ・ワイヤープランツ・ゴールドクレスト・ストレリチア・レギネといった直射日光への耐性がある観葉植物は日当たりのよい場所におすすめです。
大きな窓が多いリビングやダイニングなどは日当たりが抜群です。日当たりのよい場所を好む観葉植物は、一番明るい部屋に置いてあげましょう。
ただし、観葉植物の種類によっては、直接日光が当たると葉焼けをして変色することがあります。日差しの強い真夏は、直射日光が当たらない場所に移したほうが安心です。明るい部屋の中で日差しが当たらない場所を選び、移動させましょう。
半日陰で育てられる観葉植物
明るい半日陰の場所にはシュガーバイン・アイビー・スパティフィラム・ユッカ・パキラ・ガジュマルといった種類の観葉植物がおすすめです。リビングの奥にあるキッチンやレース越しの窓辺など、直射日光は当たらないものの比較的明るい場所で管理しましょう。
日陰でも育てやすい観葉植物
ここでお話しする日陰とは、光が入りにくい玄関や部屋のことです。日光が当たらない場所には耐陰性があるアグラオネマ・オキシカルジューム・シュロチク・アスプレニウム・デコラゴムといった種類の観葉植物がおすすめです。
蛍光灯や白熱球の光でも育つほど耐陰性に優れた種類もありますが、日陰に強い観葉植物も、まったくの暗闇ではうまく育ちません。定期的に日光浴をさせてあげると植物が喜びます。
観葉植物の水やり
それぞれの種類に合った配置場所が決まったら、あとは定期的に水やりをして丈夫に育ててあげましょう。観葉植物はただ水を与えるだけでなく、水やりのタイミングや量を調節することで生育が変わります。こちらでは、観葉植物の水やりについて、基本のタイミングや季節ごとの方法などをご紹介します。
基本のタイミング
観葉植物を育てる上で理想的な水やりのタイミングは、土が乾いてからです。多くの観葉植物の原産地は乾燥した気候となります。水を与えすぎると根腐れを起こすことがあるので注意しましょう。土の表面が乾いて白っぽくなっているときや、土の中を触って完全に乾燥しているときは、たっぷりと水をあげてください。
水やりの量
水やりの量も大切なポイントです。表面を濡らしただけでは全体に水が行き渡っていないので、鉢の底穴から水があふれるくらいを目安に十分な水をあげましょう。受け皿に溜まった水をこのままにすると根腐れの原因になるため、必ず忘れずに捨ててください。
また、1週間に1度は、500~1,000倍に薄めた『専用液肥 観葉植物』をあげると効果的です。
葉水
観葉植物を育てるときに覚えておきたいのが「葉水」です。葉水とは、観葉植物の葉・茎・幹に直接霧吹きを使って葉水をすること。葉水をすることで葉の色つやがよくなり、病害虫を防いだり元気な状態をキープしたりといった効果が期待できます。
土への水やりは、土が完全に乾燥してから行います。それまでの間は、こまめに葉水を与えましょう。とくに真夏や真冬は乾燥しやすいので、常温の水で毎日葉水をしてあげましょう。
また葉水の代わりに1週間に一度、『速効スプレー液』を葉にスプレーするだけで、すみやかに葉から吸収され、葉や根の活力を高め、植物を美しく、いきいきと育てます。
冬の水やりのコツ
観葉植物に与える水やりの頻度や量は、季節ごとに調節しましょう。冬は寒さのせいで植物が休眠状態に入って、成長がほぼ止まります。この状態のときに水をたくさんあげると、かえって元気がなくなってしまうことも。冬場は、土の表面が白っぽく乾いてから数日後に水をあげましょう。回数や量の目安は夏の半分以下です。少し乾燥気味に管理したほうが根腐れの心配がありません。
夏の水やりのコツ
冬の間はほとんど水を必要としない観葉植物もありますが、夏になるとたくさん水を欲しがるようになります。夏は土が非常に乾きやすいので、水を切らさないように気をつけましょう。
真夏の時期は水やりをする時間帯がポイントです。直射日光がガンガン照りつける昼間の時間帯に水やりをしてしまうと、すぐに水分が蒸発して葉が蒸れてしまいます。夏場の水やりは、気温がまだそれほど上がっていない早朝や、気温が下がる夜にするのがおすすめです。
観葉植物に適した環境
観葉植物が生育するためには日光が必要です。観葉植物は種類によって必要とする明るさの強さが異なるので、日当たりを調整しながら置く場所を考えましょう。そこでまずは日当たり具合に合わせて、おすすめの観葉植物をご紹介します。観葉植物を育てるときは、室内の湿度や風通しなどにも気を配りましょう。適切な環境を整えてあげることで、植物が元気に育ってくれるはずです。
観葉植物に適した湿度
室内で観葉植物を育てるときは、湿度管理も大切なポイントです。多くの観葉植物は高温多湿を好み、もっとも生育に適した湿度は50~60%といわれています。植物の原産地の気候に合わせて調整しましょう。
高い湿度を好む観葉植物には、水やりのほかに、霧吹きで葉や茎にこまめに葉水をしてあげましょう。冬場は植物の成長が一旦止まるので、乾燥気味にして定期的に葉水をしてあげるのが効果的です。
観葉植物の風通し
観葉植物は風通しのよい場所に置きましょう。風通しが悪いと土がジメジメと蒸れたままになり、病害虫が寄ってきてしまいます。窓のそばなど風通しのよい場所に置けないときは、暖かい日に換気をして、思いっきり空気の入れ換えをすれば大丈夫です。
また、プラントハンガーで鉢を吊るして育てる方法もあります。床に置くよりも風を当てやすくなるため、気になる方はぜひ試してみましょう。
観葉植物の暑さ・寒さ対策
観葉植物は極端な暑さや寒さを避けて管理するのがおすすめです。植物ごとの耐暑性・耐寒性を調べ、それぞれに合わせた対策をとりましょう。
種類ごとの耐寒温度
観葉植物の多くは冬の寒さに弱いのが特徴です。越冬できるか心配なときは、初心者でも育てやすい耐寒性に優れた種類を選んでください。
チュピタンサス・ワイヤープランツ・ゴムの木・ゴールドクレスト・ストレリチア レギネ・ガジュマル・シュガーバイン・アイビー・モンステラは比較的寒さに強い観葉植物です。観葉植物は種類によって耐寒温度に違いがあるので、それぞれの性質に合わせて置き場所を調節してあげましょう。
観葉植物の暑さ対策
夏は気温が高く、植物が元気に育ちやすい季節です。ただ、気温の上昇により土が乾燥しやすくなるため、水やりの回数を増やすことがおすすめです。植物によっては、朝と夕方に1日2回の水やりが必要になることがあります。
また、室温が極端に上がるのも、植物が弱る原因となることがあります。株が蒸れないように風通しをよくしてあげましょう。ただし、エアコンの風が直接当たる場所に置くのは避けます。風通しをよくしたいときは、サーキュレーターを活用して空気を循環させましょう。
観葉植物の寒さ対策
寒さに弱い観葉植物を越冬させるには冬の寒さ対策が欠かせません。春や夏には元気な姿を見せていた植物も、冬の寒さがストレスになって葉が落ちたり、枯れてしまったりということがあります。耐寒性のない種類は、そのままの状態では寒い冬を越えることができません。冬の間は直射日光を避けながらも、なるべく日光が当たりやすい場所で管理して寒さ避けのカバーをしてあげることが大切です。
ただし、冬場は暖房の熱やエアコンの温風で室内が乾燥しやすくなるので、葉っぱが弱ってしまう前に葉水をして乾燥を防ぎましょう。温風が直接当たらないように場所を移動したり風よけをつくったりして、対策をしてあげることも大切です。
初心者でも育てやすい! おすすめの観葉植物6選
観葉植物を初めて育てるときは、管理しやすいものを選ぶことがおすすめです。こちらでは、ビギナーさんでも育てやすい、おすすめの観葉植物を6つご紹介します。お好みの品種を探して、栽培にチャレンジしてみましょう。
アスパラガス
野菜として有名なアスパラガスとは異なる種類の植物です。アフリカ大陸などの暑い地域が原産で、耐暑性があります。
葉に見える部分は「仮葉」と呼ばれる枝にあたります。本当の葉はごく小さいもので、よく見ると茎についているのがわかります。アスパラガスは、仮葉がたくさん茂って、ふさふさとしているのが魅力です。品種によって草姿は異なるため、お気に入りのものを探してみましょう。
アスパラガスは水はけのよい土をつくって植えつけてあげるのが大切です。自分で配合する場合は、小粒の赤玉土と腐葉土、軽石などを7:2:1で混ぜましょう。植えつけ適期は5月~9月にかけてです。毎年植え替えてあげたほうが元気よく育ちます。多湿に弱いため、土が乾いてから水をあげるようにしましょう。
基本は日当たりのよい場所を好みますが、真夏の間は直射日光の当たらない場所へ避難させましょう。そのままにしておくと葉焼けを起こすことがあります。冬になったら、日当たりがよく気温が下がりにくい場所で管理しましょう。
肥料は生育期にあたる春から秋にかけて与えます。液体肥料を1週間から10日に1回程度の頻度で施しましょう。
また、アスパラガスにはアブラムシが発生することがあります。見つけたらすぐに駆除しましょう。
アブラムシ退治と肥料やりが同時にできる『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』がおすすめです。
オモト(万年青)
剣のような葉の形が美しいオモト。原産地は日本で、現在も各地で自生している姿を見ることができます。品種によって葉の模様や細かな形状が異なり、なかにはくるくると丸まったものも。好きな見た目の品種を選んで育ててみましょう。
オモトは保水性と排水性の両方が揃った土を好みます。市販の専用土を使うと手軽です。気候の穏やかな9月をめどに植え替えましょう。
水やりは土が乾いたタイミングで行います。生育の停滞する冬場は、春~秋よりも水やりの回数を少なくしましょう。土の表面が乾燥してから、2~3日後に水やりするのが目安です。葉水はこまめに与えて、葉の表面にホコリがつくのを防いであげましょう。
オモトは強い日差しに当てると葉焼けすることがあるため、半日陰程度の場所で管理しましょう。真夏はとくに直射日光に当てないよう注意が必要です。冬は凍結しないよう、気温が低くなりすぎる場所は避けて管理します。ただし、暖房の風が当たらないように気をつけましょう。
肥料をあげすぎると弱ってしまうことがあるため、様子を見ながら少しずつ与えていきます。長く効果が持続する緩効性肥料を、春と秋にあげてみましょう。
パキラ
パキラは中南米原産とされる植物です。地植えにすると樹高20mほどにまで伸びることがありますが、観葉植物として小さく育てることもできます。大ぶりの葉は見応えがあり、ひとつ置くだけで部屋の中が癒しの空間に。耐陰性があるため、室内で育てやすい点も人気の理由です。
パキラは水はけのよい土で育てます。赤玉土と腐葉土を7:3程度で混ぜたものや、市販の観葉植物用土などがおすすめです。
より大きく元気に育てたいときは、春から秋にかけて2か月に1回緩効性肥料『プロミック観葉植物用』を置肥します。冬は生育が停滞するため施肥をストップします。
水やりの頻度は、増やしすぎないことがポイントです。土の表面が乾いてから水を与えるようにしましょう。
パキラは耐陰性があるものの、あまりに光の当たらない場所では元気がなくなります。ふだん日陰で管理する場合は、1日に3~4時間は日の当たる場所へ移動させ、日光を当ててあげましょう。
また、パキラは1年~2年に1回の頻度で植え替えます。何年もそのままにしておくと、鉢の中で根詰まりを起こしてしまうためです。植え替え時、黒くなっている根があったらカットします。植え替え直後から2週間程度は直射日光を避け、日陰で静かに管理しましょう。
アンスリウム
自宅にいながら熱帯の雰囲気を感じたいなら、アンスリウムを育ててみるのがおすすめです。鮮やかな色の大きな仏炎苞は、大変華やか。お部屋に彩りを加えたいときにもぴったりです。
アンスリウムは水はけのよい土で育てます。観葉植物用などの専用土を購入して使うと簡単です。自分で配合する場合は、鹿沼土やピートモス、パーライトなどを混ぜましょう。
春~秋に生育期を迎えるため、定期的に肥料を与えましょう。じっくりと効果が発揮される緩効性肥料『プロミック観葉植物用』がおすすめです。
ふだんの水やりは、過湿に注意しながら行います。土の表面が乾いたタイミングで水をあげましょう。ただし、葉水はこまめに与えるのがおすすめです。とくに空気が乾燥している時期は、葉水を忘れずにあげましょう。
強い直射日光は葉焼けの原因となるため注意が必要です。ただ、開花させるためにはある程度の日光が必要となります。まったくの日陰ではなく、半日陰程度の場所へ置いておきましょう。
2~3年に1回は植え替えをして、根詰まりを防ぎます。適期は温暖な5月~8月です。アンスリウムは子株ができやすいので、植え替えの際に取り分けてあげます。子株は新しい鉢へ植えつけましょう。植え替えの際には、元肥として約2年間肥料効果が持続する『マグァンプK大粒』を土に混ぜ込みましょう。
また、新芽の出る時期は、とくにアブラムシが発生しやすいため注意が必要です。見つけたらすぐに駆除しましょう。薬剤で防除するのもおすすめです。
アブラムシ退治と肥料やりが同時にできる『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』がおすすめです。
ミルクブッシュ
サンゴのような個性的な姿が魅力のミルクブッシュ。アフリカなどが原産の植物で、細長い枝をたくさん生やします。葉が小さいため、枝の姿を楽しむのが主流です。濃い緑をしているものが有名ですが、斑入りのものや黄色みがかったものなどもあります。
土は水はけのよいものがおすすめです。小粒の赤玉土と軽石を6:4で混ぜたものや、観葉植物の専用土などを使いましょう。
観葉植物のなかでは日光を好むタイプですが、ほかのものと同様に強い直射日光は避けます。部屋の中でも日当たりのよい場所へ置いてあげましょう。耐寒性は弱いため、冬は窓辺のように気温の下がりやすい場所から離します。
水やりは土の表面が乾いてから行います。冬は生育が停滞するため、水やりの頻度を少なくして乾かし気味に管理しましょう。葉水はこまめに与えてかまいません。肥料は、春~秋に緩効性肥料を施しましょう。
また、ミルクブッシュをお手入れするときは、枝から出てくる液に注意しましょう。皮膚につくと、かぶれや痛みの原因となります。枝を剪定するときは、手袋をして対策するのがおすすめです。
シンゴニウム
シンゴニウムは、熱帯アメリカ原産の植物です。つる性で茎が長く伸び、大きな葉がたくさんつきます。支柱に絡ませたり、鉢を吊るして枝を垂らしたりといったアレンジが可能です。
土は赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜたものや、観葉植物の専用土などを使います。水はけのよい環境を整えてあげましょう。植えつけの際には、元肥として約2年間肥料効果が持続する『マグァンプK大粒』を土に混ぜ込みましょう。
水やりは土の表面が乾いてからですが、葉水はこまめに噴霧します。葉の裏側までしっかりと濡らしてあげましょう。冬になったら水やりの回数を抑えます。1週間に1回程度が目安です。
肥料は春から秋に2か月に1度、緩効性肥料『プロミック観葉植物用』を置肥します。
冬に施肥する必要はありません。暖かくなってから肥料をあげましょう。
シンゴニウムは耐陰性が強いものの、徒長を防ぐためにある程度日光に当てるのが大切です。半日陰の場所へ置いて管理しましょう。
また、5月~8月は植え替え適期です。1~2年に1回の頻度で、新しい土へ植え替えてあげましょう。根詰まりを起こしているようであれば、適期以外に植え替えてかまいません。
まとめ
観葉植物の栽培は難しいというイメージを持つ方も多いかもしれませんが、適した日当たり・水やり・湿度・風通し・温度などの基本を抑えれば、元気よく育てることができます。購入するときは、お部屋の環境や置き場所に合わせて、管理しやすそうなものを選ぶのも大切です。
🌸05:アンスリウムの育て方 室内での楽しみ方
公開: 2019年8月14日
更新:2021年8月25日
この記事で紹介された植物について
アイビー
特長
園芸品種が数百もあり、さまざまな葉色が楽しめるつる植物です。耐陰性、耐寒性にすぐれ、グラウンドカバーにも利用できます。インテリアグリーンとしてはもちろん、寄せ植えや切り花にも活躍してくれます。
置き場所
春~秋は明るい日陰、冬は日当たりの良い屋内
水やり
春~秋は土の表面が乾いたら、たっぷりと水やり、霧吹きで葉水をします。冬はやや控えめに。
ユッカ(青年の木)
特長
やや寒さに弱いインドアグリーン向きのユッカ。太い幹をカットして芽吹かせたもので、葉は濃緑色のすっと長く尖っ葉をつける。硬い印象があり、スタイリッシュな空間に良く似合います。
置き場所
できるだけ日当たりの良い場所。ガラス越しの日が当たる屋内
水やり
春~秋は土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。冬は控えめにして乾かしぎみに。
アグラオネマ
特長
日陰でも元気に育ち、緑や白の斑入り葉が美しいアグラオネマ。
葉が上に伸びるタイプと横に広がるタイプがあります。映画『レオン』に登場したことから、人気が出ました。
直射日光と寒さに弱いので気をつけて。
置き場所
屋内の直射日光のあたらない明るい場所
水やり
春~秋は表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。乾燥していたら夕方も葉水を与えます。冬は乾燥ぎみにします。軽く霧吹きを行い湿度を保ちましょう。
植え付け
水はけ、水もちの良い『ハイポネックス鉢・プランター用培養土』などを使用します。または水はけの良い培養土に、元肥として『マグァンプK大粒』を混ぜ込みます。2~3年に1回の目安で、ひとまわり大きな鉢に植えかえます
ゴムノキ
特長
光沢があり厚みのある楕円形の葉が特徴的なゴムノキ。基本種は緑の単色ですが、黄緑色や白色の斑が入る品種などもあります。比較的に寒さにも強いので、日あたりの良い場所なら、年間を通じて元気に楽しむことができます。
置き場所
日あたりの良い場所、冬は屋内の日あたりの良い場所
水やり
春~秋は表面が乾いたら、たっぷり水やりをします。冬はやや控えますが、暖房などで乾くようなら、こまめに霧吹きをし、湿度をあげましょう。
植え付け
水はけ、水もちの良い『ハイポネックス鉢・プランター用培養土』などを使用します。または水はけの良い培養土に、元肥として『マグァンプK大粒』を混ぜ込みます。生育旺盛なので、小~中鉢なら毎年、大鉢なら2年に1回程度、ひとまわり大きな鉢に植えかえます。
モンステラ
特長
深い切れ込みや穴のある葉が印象的で、モダンな雰囲気づくりにぴったりの観葉植物です。観葉植物として親しまれているのはヒメモンステラ(M.deliciosa var. borsigiana)が多く、斑入りのものなどもあります。
置き場所
春~秋は屋外の明るい日陰、冬は日当たりの良い屋内
水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水をやり、ときどき霧吹きで葉水をします。
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ハイグレード観葉植物
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