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空のように澄んだ青さを持つネモフィラ
ご自宅で育てて春を満喫しよう

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青色の小さな花がたくさん咲く様子が有名なネモフィラ。種からでも気軽に育てられるため、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。ぜひネモフィラをご自宅で育てて、春のお庭を満喫しましょう。

 

広い場所でのびのびと育てよう
・土づくり
・種まき・育苗
・苗選び
・植えつけ
・水やり
・肥料
・日当たり
・花がら摘み
・アブラムシ対策
・霜よけ

ネモフィラの主な品種
・ネモフィラ・メンジェシー
・ペニー・ブラック
・ネモフィラ・プラチナスカイ
・スノーストーム

愛らしい青の絨毯が大人気のネモフィラ

ネモフィラは一株に可憐な花をたくさんつける一年草です。原産地は北アメリカで、日当たりが良く冷涼な気候を好みます。開花時期は春まっさかりの4~5月です。陽光の下で軽やかに揺れるネモフィラは、春にふさわしい爽やかさと愛らしさで、見る人の心を和ませます。

 

ネモフィラには名所がたくさん

ネモフィラは、日本にもたくさんの名所があります。もっとも有名なのは、茨城県にある「国営ひたち海浜公園」ではないでしょうか。春の野原を覆うように咲く一面のネモフィラは、可憐でありながら見る者を圧倒します。現在は多くの方々が訪れる、茨城の一大観光スポットとなっています。

ほかにも群馬県の「東武トレジャーガーデン」や広島県の「Flower village 花夢の里」、福岡県の「海の中道海浜公園」など、ネモフィラ畑の名所は各地にあります。広大な大地に咲き誇るネモフィラを見たいときは、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

広い場所でのびのびと育てよう

ネモフィラは種からでも、比較的簡単に育てられます。お庭に植えて、のびのびと咲くネモフィラを堪能してみましょう。ここからは、ネモフィラの育て方をご紹介します。

 

土づくり

ネモフィラは水はけが良く、肥料の少ない土を好みます。元肥として緩効性肥料マグァンプKが配合されている「ハイポネックス培養土 鉢・プランター用」がおすすめです。

 

種まき・育苗

ネモフィラの種まきは9~11月の秋に行います。ただし、寒冷地であれば3~4月の春にまいても構いません。種を入手したら育苗ポットやセルトレーなどに土を入れ、3粒~4粒ずつまきましょう。土は厚く覆いすぎないよう注意します。気温が15~20℃であれば、10日ほどで発芽します。

ネモフィラの種は小さいため、上から水をあげると流れてしまうことがあります。ポットの下に受け皿を敷いて水を入れ、底から吸水させるのがおすすめです。

また、種は花壇や鉢へ直接まくこともできます。芽が出てしばらくしたら、元気なものを残して間引いてしまいましょう。

 

苗選び

苗から育てる場合は、ポットに入った苗を購入して植えつけしましょう。基本的に2~4月になったら苗が店頭に並び始めます。葉が色あせておらず、茎が短く太いものを選ぶのがおすすめです。育ちすぎた苗を植えつけるよりは、できるだけ若い苗を植えつけたほうが、開花期間が長くなります。

 

植えつけ

育苗ポットの底にまで根が伸びてきたら、鉢や花壇へ植えつけましょう。株間は15~20cm程度あけてください。深植えしすぎると過湿状態になりやすくなるため、土を掘りすぎないよう気をつけて植えましょう。

このとき、緩効性肥料「マグァンプK中粒」を土に混ぜておくと苗が元気に育ちます。地植えにする場合は、土を少し盛った場所に植えることで水はけを良くしましょう。

 

水やり

ネモフィラは過湿を嫌います。特に地植えの場合、根が定着したら定期的に水を与えなくても構いません。何日も雨が降らず、乾燥したときに水やりをしましょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたタイミングで水やりします。

また、ネモフィラは長期間の雨が苦手です。梅雨の時期は、雨の当たらない場所へ移動してあげましょう。

 

肥料

ネモフィラは肥料を与えすぎると間延びして、葉が茂りすぎてしまいます。施肥は少量ずつ行いましょう。

地植えの場合、植えつけ時の元肥のみでも十分に育ちます。鉢植えの場合は、生育が遅いときや葉の色が悪いときに「プロミック 草花・鉢花用」を与えましょう。

 

日当たり

ネモフィラは日当たりの良い場所へ植えることで元気に育ちます。日光が存分に当たるよう、日陰になりにくい場所に植えてあげましょう。多少の日陰でも育ちますが、日の当たるところへ置いくとより花つきが良くなります。

 

花がら摘み

ネモフィラは一株に次々と花を咲かせます。花がら摘みをこまめに行えば、より長く花を楽しめるでしょう。

また、枯れて落ちた葉や周辺の雑草の除去も定期的に行いましょう。そのままにしておくと日当たりや風通しなどが悪くなり、生長に影響が出てしまいます。

 

アブラムシ対策

春になるとアブラムシがたくさん発生することがあります。事前に薬剤をまいておき、発生を予防するのがおすすめです。もし苗についているのを発見したら、すぐに肥料と殺虫剤がひとつになった「ハイポネックス原液 殺虫剤入り」で駆除しましょう。

 

霜よけ

ネモフィラは耐寒性が少々弱く、霜に当たると枯れてしまうことがあります。育苗期間中は特に霜よけしてあげるのが大切です。根元をビニールやわらで覆ってマルチングしたり、段ボールやかごなどをかぶせたりして霜を防ぎましょう。

 

 

ネモフィラの主な品種

 

ネモフィラ・メンジェシー

ネモフィラ・メンジェシーは、ネモフィラの代表的な品種です。花の直径は2cmほどと小さいものの、冴え冴えとした青色の花びらが目を引きます。この花は、中心部分が白くなっているのが特徴です。和名は「瑠璃唐草(ルリカラクサ)」で、英語では「Baby blue eyes」と呼ばれます。

 

ペニー・ブラック

名前の通り、黒みを帯びた紫色の花が特徴のペニー・ブラック。ネモフィラ・メンジェシーよりやや小型の花をつけます。花びらの裏側や縁が白くなっているのが特徴です。白いつぼみから黒い花が開くため、個性的な花を楽しみたい方にもおすすめです。

 

ネモフィラ・プラチナスカイ

ネモフィラ・プラチナスカイは、葉の色がプラチナのように白くなっているのが特徴です。花そのものはネモフィラ・メンジェシーと似ています。葉の色を引き立たせるため、ほかの植物と寄せ植えするのも良いでしょう。

 

スノーストーム

スノーストームは雪のように白い花びらをつけるネモフィラです。花びらには小さな黒い斑点があります。花の直径は2~3cmと、ネモフィラ・メンジェシーと同じくらいです。青色系のネモフィラの中にスノーストームを植えても、良いアクセントになるでしょう。

 

おわりに

ネモフィラは広がるように生長するため、グラウンドカバーにぴったりです。もちろん、鉢植えにしても華やかな花の姿を楽しめます。ぜひご自宅で育てて、春のお庭を愛らしく彩りましょう。

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