2021年9月にご紹介したもの【まとめ】

2021.10.02

幸茜(さちあかね) 山梨産

【幸茜(さちあかね)】 山梨産

山梨県の果樹園で発見された晩生種。果肉は硬めで、白いのが特徴。糖度は高く酸味は少なめです。
僕は果肉が少し柔らかくなってからの食べたので、もっちりとしていました。フルーティーな香りもあります。

さくら白桃 山梨産

【さくら白桃】 山梨産

「川中島白桃」と「千曲」を交配し生まれたものを選抜育成した品種です。硬めの大玉品種で、果肉は白く、糖度が高い品種です。
熟している部分と、カリッとした部分があり、熟している部分は滑らかでジューシー。カリッとしている部分も甘みが強く、おすすめの桃です。

白根白桃(しろねはくとう) 新潟産

【白根白桃(しろねはくとう)】 新潟産

新潟市南区白根で発見された大玉の晩成品種です。新潟と言えば「米」のイメージですが、白根は新潟県下最大の果樹栽培地です。
肉質は硬めですが、しっかり追熟させるととろける様な舌触りになります。タネの周りの赤みが強く、とっても滑らかで甘さも強いです。

玉うさぎ

【玉うさぎ 】 長野産 

「川中島白桃」と「ゆうぞら」を掛け合わせて育成され山形・天童でうまれた品種です。晩生種で、白い果肉はかためで酸味が少ないのが特徴ですが、果汁も豊富で舌触りはなめらかです。
甘さの中に酸味とトロピカルな風味を感じました。白さと形が「玉うさぎ」の名前の由来です。

黄貴妃(おうきひ) 山形産

【黄貴妃(おうきひ)】 山形産

黄貴妃は、福島県で「ゆうぞら」の自然交雑実生から育成された、晩生の品種です。
皮がとにかく薄く、今まで食べてきた黄桃の中でもトップクラスの甘さです。熟していると柔らかく、ジューシーです。

黄ららのきわみ

【黄ららのきわみ】 山形産

ゆうぞらと川中島白桃の交配から生まれた『黄ららのきわみ』は、果肉の硬さと甘味と酸味のバランス的には両親の特徴を受け継いでいますが、果皮も果肉もキレイな黄色が特徴です。
甘みが強く、多汁で、黄桃特有の南国フルーツ感がありました。

まるみ白桃 山形産

【まるみ白桃】 山形産

福島市の果樹園で偶発実生として発見された白桃系の品種。
晩生種で果肉はやや硬めですが、甘味が強く、酸味が適度にあり、それが甘さを引き立てている美味しい桃でした。

桃水(とうすい) 長野産

【桃水(とうすい)】 長野産

果肉は緻密でコリッと硬めの桃ですが甘みが強く、噛めば噛むほど甘みが滲み出てくるようでした。
糖度は普通の桃の約2倍の24度もありました。

ネクタリン

水野ネクタリン 長野産

【水野ネクタリン】 長野産

少し硬めで繊維質の少ない食感と、強い酸味を感じるネクタリン。甘みもありますが酸味が勝っていて、これがクセになる感じです。
ちなみに、「山根白桃」と「水野ネクタリン」の交配が 「ワッサー」です。

ファンタジア 山形産

【ファンタジア】 山形産

ファンタジアはアメリカ生まれのネクタリンで、国内の主要品種のひとつです。
果肉はやや硬めですが、果汁は多く、甘みと酸味のバランスも良く、甘酸っぱいネクタリンでした。

すもも

恋花火 (こいはなび) 山形産

【恋花火 (こいはなび)】 山形産

果肉は黄白色で硬く緻密な肉質で歯ごたえがあります。糖度が高いですか、ほんのり酸味もあり、濃厚です。
なんともいえない甘みのある独特な香りがありました。

エレファントハート 山形産

【エレファントハート】 山形産

断面がハート型だから、「ハート」という文字がついたのだろうと思っていましたが、調べてみると『象の心臓』という意味のプラムです。
熟すと果肉が真っ赤、というより濃い赤色で、かなり柔らかくなり、とろっとろです。甘みが強めですが、程よい酸味もありました。

ぶどう

バイオレットキング 山梨

【バイオレットキング】 山梨

ウインク×シャインマスカットの掛け合わせで生まれた品種で、粒が大きく種なしで皮ごと食べられます。
房の上の部分の糖度は23度で、強烈な甘さと、酸味、そしてシャキシャキとした皮の食感。皮付近に甘さを感じるところもあり、濃厚という言葉がピッタリのぶどうです。

シナノスマイル  長野産

【シナノスマイル】  長野産

栽培が難しく、市場にはあまり出回っていない、希少品種です。
酸味がありますが、甘みも強く独特の食感のあるブドウで、皮は、むきやすく食べやすいです。食べた後に口に残る香りも良いです。

ジュエルマスカット 山梨産

【ジュエルマスカット】 山梨産

「ジュエルマスカット」はジュエル(宝石)マスカットという意味で、ブドウ山梨47 号とシャインマスカットの交配で山梨県で開発育成された品種です。
バリッとした歯触りで、糖度は19度もありました。皮に若干渋みがありますが、強い甘みがあるので気になりません。

ベビーフィンガー 山梨産

【ベビーフィンガー】 山梨産

果実の先が尖った珍しい形のぶどう。皮ごと食べられ、果肉はやや軟らかく緻密で、甘みが強く、酸味も少ないです。
名前の通り、手の中に収まる可愛らしいぶどうです。

雄宝(ゆうほう) 長野産

【雄宝(ゆうほう)】 長野産

沢山の品種を生み出している山梨県の志村葡萄研究所において「シャインマスカット」と「天山」を交配し育成された品種です。
極大粒品種で、種なし、皮ごと食べられます。中に空洞ができる特徴があります。皮が薄く、スッキリとした甘さで水分が多いです。

西洋なし

プレコース(日本名)  秋田産

【プレコース(日本名)】  秋田産

フランス生まれで、日本には明治時代に導入された西洋梨の早生品種です。日本では「早く出回る」という意味の「プレコース」と呼ばれています。
正式名は「ドクトール・ジュール・ギューヨ」です。果肉は滑らかで、何より香りが良く、甘いです。

ぽろたん 茨城産

「ぽろたん」は農研機構が開発した、果実が大きく、渋皮が簡単にむける画期的な栗です。
渋皮がポロンと剥けることと、広く愛されて欲しいとの願いを込めて「ぽろたん」と命名されたそうです。
レンジでチンしただけで、ぽろっと渋皮が剥けました。写真は農研機構施設内にあるぽろたんの原木です。

小布施栗 長野産

【小布施栗】  長野産

「小布施栗」栗は将軍家に献上された「徳川三大果」の一つです。ちなみに残りは「紀州みかん」と「甲州ぶどう」です。
今日は渋皮煮にしました。栗自体がとても甘みが強く、滑らかなので、砂糖は控えめにしました。

アーモンド

果肉の中心に硬い種があり、その中にある「仁(じん)」という部分を食べます。
「扁桃」と書いて“アーモンド”と呼ぶのは、アーモンドの形が偏平だからと言われています。
「扁桃腺」はリンパ組織の形がこのアーモンドの形に似ているから名付けられました。

なす

志げ子なす  長野 喬木村(たかぎむら)

【志げ子なす】  長野・喬木村(たかぎむら)

池田志げ子さんが長い間、守り続けてきたので「志げ子なす」として信州の伝統野菜に選定されました。
先端部がイルカの口のようになっているのが特徴で、蒸しただけでもジューシーで、かつトロっと甘いです。

かぼちゃ

奥会津金山赤カボチャ  福島

【奥会津金山赤カボチャ】  福島産

強い甘味とホクホクした食感です。出荷前検査で、1つ1つのカボチャに含まれる糖分などを調べ、基準をクリアした物のみ、品質を保証するシールを貼っています。
まずは水のみで煮てみましたが、カボチャ自体がとても甘く美味しいです。

里芋

甚五右ヱ門芋

甚五右ヱ門芋の季節がやってきました。
初物を生産者の真室川町・佐藤春樹さんからいただき早速、甚五右ヱ門芋づくしにしました。
きぬかつぎ、皮ごと素揚げ、芋煮でいただきました。トロっトロの、モッチモチで最高の味です。

酵素の実験

肉を柔らかくする

舞茸のみじん切りを少量の水と合わせたもの

すりおろしたタマネギ

すりおろした梨

すりおろしたキウイ

それぞれジップロックに入れ、3時間漬けこむ。
漬けこんだものをそれぞれをソースとして利用。

【結果】
個人的な感想になりますが、「まいたけのみじん切りを漬けこんだもの」が肉を一番柔らかくしたように感じます。  
その他は柔らかさで言うと大差はありませんが「梨のすりおろしに漬け込んだもの」は肉にほんのり甘さが加わっていてソースも美味しかったです。

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