春野菜の鮮度を保つ保存方法 葉物野菜編

2022.03.12

正しい保存方法で無駄なく使いきりましょう

葉物野菜

自然の状態に近い形で保存

買ってきた袋のまま冷蔵庫に入れがちなほうれん草や小松菜などの葉物野菜ですが、ひと手間掛けると鮮度が長持ちする。

冷水に15分程度浸します

袋から出し、束ねているテープやゴムなどを外す。 葉や茎を広げ空気に当てるようにし、30分程度おく。

その後冷水に15分程度浸す

すぐに使わなければ、湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で立てた状態で保存。

2~3日は持つが、野菜は収穫したあとも呼吸をするので、時間の経過とともに味は落ちる。

できるだけ早めに食べるようにする。

①冷水に浸す理由 ➡ 冷水に浸すことで葉脈に水が入り、葉にハリが出る。

②キッチンペーパーで包む理由 ➡ 適度に水分を取り除き、乾燥を防ぎ、冷気が直接当たらないようにするため。

③立てた状態にする理由 ➡ 自然に近い状態にするため。切ったペットボトルなどを利用する。

キッチンペーパーで包み、立たせた状態で保存します(分かりやすいように上部は開いています)

ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で立てた状態で保存します

そんなこと面倒だなあ・・・

買ってきたら、すぐに調理するのが一番です!

調理する前には、冷水に15分程度浸してください

 

 

加熱調理する前に冷水に浸す理由

野菜は収穫後、時間が経つと水分が抜けしおれるので、野菜を洗った後、茹でる前に15分程度野菜の根元を冷水に浸すと、活き活きとした野菜に戻ります。

そうすることで茎や葉に水分が行き渡り、茹でるとその行き渡った水分で蒸し焼きの状態になるので、短時間で茹でることができます。

炒める時も、生で食べる時にも、そうすることで美味しく食べられます。

小松菜

時期:12 月~2 月
主な産地:埼玉県、東京都、神奈川県

ホウレンソウ

時期:11 月~2 月
主な産地:千葉県、埼玉県、群馬県

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