植物の育て方How to Grow plants
栽培カレンダー
[アネモネの育て方・栽培のポイント ]
アネモネ学名:Anemone coronaria /科名:キンポウゲ科 /別名:ボタンイチゲ(牡丹一華) /原産地:ヨーロッパ南部~地中海東部沿岸地域 /分類:球根植物 /耐寒性:強 /耐暑性:弱
特長
赤や青、ピンク、白などのあざやかな花がパッと開くアネモネ。春の花壇を明るく演出してくれます。水はけの良い、日の当たる場所で、多肥に注意しながら生育すれば、何年も咲き続けてくれます。ロックガーデンにもおすすめ。
置き場所
鉢植えの場合は、芽が出てから初夏までと、10月以降は風通しの良い日の当たる所、地上部が枯れたら雨の当たらない日陰、庭植えの場合は、日の当たる所
水やり
鉢植えの場合は、植えつけてから4~5日後に水を与えます。その後は初夏まで表面が乾いたら、花に水がかからないように株元にたっぷりと水やりをします。地上部が枯れたらやめ、10月以降に再開。庭植えの場合は特別な水やりは不要です。
水やり
コンテナの場合は、鉢底から流れ出すように、たっぷりと与えます。花びらに水がかからないよう株元に与えます。生長期は水やりの際、液体肥料を混ぜると手軽に追肥できます。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植え付け
水はけの良い『ハイポネックス鉢・プランター用培養土』などに、アブラムシ予防のための殺虫剤『HJブルースカイ粒剤』を混ぜ込み、植えつけます。
培養土 プランター用
HJブルースカイ粒剤
肥料
植えつけの際は、元肥として、『マグァンプK中粒』を土に混ぜ込みます。鉢植えの場合は、10~3月は2週間に1回程度『ハイポネックス原液』を水で500倍に薄めてを与えます。晩春まで与えてしまうと球根が充実しないので気をつけましょう。
マグァンプ中粒
ハイポネックス原液
病害虫
害虫:3~5月はハモグリバエ、10~5月はアブラムシ アブラムシ退治には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液殺虫剤入り』がおすすめです。
病気:3~5月にうどんこ病、11~5月の室内で灰色かび病、4~5月立枯病
ハイポネックス原液殺虫剤入り
アネモネの育て方・栽培のポイント
乾燥している球根を植えつける場合は10月以降に植えつけを行いましょう。球根の上下がわかりにくいので、迷ったときは横向きに植えつけます。こまめに花がら摘みをし、その後地上部が枯れてしまったら、6~8月の間に掘り上げて日陰で乾燥させます。掘り上げ時に分球をして殖やせます。
花がらつみ
花が咲き終わったら、花首から摘み取ります。
球根陰干し
掘り上げた球根の古い葉や根、茎は除きます。
大きめの球根を網袋等に入れ、涼しい場所で秋まで保管しましょう。