植物の育て方How to Grow plants
栽培カレンダー
[クリスマスローズの育て方・栽培のポイント ]
クリスマスローズ学名:Helleborus /科名:キンポウゲ科 /別名:ヘレボルス /原産地:主に地中海沿岸から中部ヨーロッパ、西アジア /分類:多年草 /耐寒性:強 /耐暑性:弱
動画
特長
うつむいて咲く姿が可憐で人気のクリスマスローズ。花色や一重や八重などの咲き方のバリエーションが豊富で多く、コレクターが多い植物です。冬咲きで常緑なので、冬の庭を明るく彩ってくれます。
置き場所
初夏から夏は明るい半日陰、秋から春は日当たりの良い所
水やり
鉢植えの場合は、表面が乾いたら株元にたっぷりと水やりをします。庭植えの場合は、特別な水やりは不要です。
水やり
コンテナの場合は、鉢底から流れ出すように、たっぷりと与えます。花びらに水がかからないよう株元に与えます。生長期は水やりの際、液体肥料を混ぜると手軽に追肥できます。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植え付け
水はけの良い培養土などに、元肥として、『マグァンプK中粒』を混ぜ込みます。アブラムシ予防のための殺虫剤『HJブルースカイ粒剤』を混ぜ込み植えつけます。
マグァンプ中粒
HJブルースカイ粒剤
肥料
庭植えの場合は10月に粒状肥料『Plantia 花と野菜と果実の肥料』を。鉢植えの場合は、10~2月の間、2カ月に1回の割合で置肥『プロミッククリス マスローズ用』などの緩効性肥料を与え、10~4月は1週間に1回液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえます。春以降休眠期に、肥料分が残らないように気をつけましょう。
ハイポネックス原液
病害虫
害虫:春~秋にハモグリバエ、ハマキムシ、ナメクジ、ヨトウムシ、アブラムシ、アザミウマ、ハダニ。中でもアブラムシはモザイク病などを媒介するので注意。アブラムシ退治には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液殺虫剤入り』がおすすめです。
病気:過湿や蒸による灰色かび病、立枯病、べと病、軟腐病、黒斑細菌病、モザイク病、ブラックデスなど
ハイポネックス原液殺虫剤入り
クリスマスローズの育て方・栽培のポイント
秋~早春が生育期で、春~夏が休眠期なので、株分けや植えつけ、施肥は生育期に行います。晩秋から根元によく日が当たるように、前年からある古い葉を切り取ります。花が咲いたら、早めに花がらと取り除いて。耐寒性は強いですが暑さに弱いので、夏は日陰になる場所で育てましょう。
花がらつみ
花が咲き終わったら、花首から摘み取ります。
コンテナへの植えつけ
ひとまわり大きなコンテナを用意し、すき間が出ないように用土をすきこみます。
コンテナに植えるときは、上手にウォータースペースとして2センチほど確保しましょう。