栽培カレンダー
[リーガース・ベゴニアの育て方・栽培のポイント ]
リーガース・ベゴニア学名:Riegers begonia /科名:シュウカイドウ科 /別名:エラチオール・ベゴニア /原産地:南米 /分類:多年草 /耐寒性:弱 /耐暑性:弱
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特長
華やかな花が印象的なリーガース・ベゴニアはベゴニア・ソコトラナと球根ベゴニアを交配して生まれた品種。赤やオレンジ、ピンク、黄、白などのあざやかな花色が魅力。暑さ、寒さどちらにも弱く、生育適温は20度前後。
置き場所
日当たりの良い室内のレースのカーテン越しの所、夏は風通しの良い戸外の日陰
水やり
鉢植えの場合、午前中に表面が乾いたら、花に水がかからないように株元にたっぷりと水やりをします。その際、葉にかからないようにしましょう。底面給水鉢の場合は、常に水をためた受け皿を用意します。
コンテナの場合は、鉢底から流れ出すように、たっぷりと与えます。花びらに水がかからないよう株元に与えます。生長期は水やりの際、液体肥料を混ぜると手軽に追肥できます。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植え付け
水はけの良い『ハイポネックス鉢・プランター用培養土』などに、アブラムシ予防のための殺虫剤『HJブルースカイ粒剤』を混ぜ込み植えつけます。4~6月、9~10月が植えかえの適期です。植えかえるときの用土には『マグァンプK中粒』などの緩効性肥料を混ぜます。
肥料
1週間に1回、『ハイポネックス原液』を与えます。冬でも気温が高い場合には施肥しますが、低温の場合は与えません。7月~9月中旬の高温期は、施肥は控えます。『キュート シクラメン・ベゴニア用』などの専用肥料がおすすめです。
病害虫
害虫:春~初夏はアブラムシ アブラムシ退治には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液殺虫剤入り』がおすすめです。
病気:夏に斑点細菌病、春と秋にうどんこ病、湿度が高い時期と冬の低温時期に灰色かび病が発生。
リーガース・ベゴニアの育て方・栽培のポイント
春から初夏は、強い日差しに当たると葉焼けすることもあるので、カーテン越しの日光を当てるなどの工夫が必要です。湿度が高いと腐ってしまうので、乾燥ぎみに育てましょう。傷んだ花を放置しておくと病気になることがあるので、花がら摘みを欠かさず行います。春(4~5月頃)、株元より3~4節残して芽が出る節のすぐ上を切り戻しましょう。さし芽で殖やすことができます。
花が咲き終わったら、花首から摘み取ります。
花つきの悪いときや、茎だけが伸びたときは、3分の1程度を残し、切り戻しましょう。