植物の育て方How to Grow plants
栽培カレンダー
[フクシアの育て方・栽培のポイント ]
フクシア学名:Fuchsia /科名:アカバナ科 別名/ホクシャ、ツリウキソウ /原産地:主に中南米と西インド諸島。ニュージーランドとタヒチ島にもわずかに分布 /分類:常緑低木 /耐寒性:弱 /耐暑性:弱
特長
貴婦人のイヤリングと呼ばれるフクシアは、下向きに咲く上品な姿が魅力的。花形、大きさなど、さまざまな品種があります。涼しい気候を好み、夏の暑さに弱いので夏越しが難しいのが一般的ですが、一重咲きの小輪の品種は比較的、耐暑性に優れています。
置き場所
春、秋は日当たりと風通しの良い場所、夏は風通しの良い半日陰、霜が降りる前は日の当たる場所のあたたかい室内
水やり
表面が乾いたら、花に水がかからないように株元にたっぷりと水やりをします。
水やり
コンテナの場合は、鉢底から流れ出すように、たっぷりと与えます。花びらに水がかからないよう株元に与えます。生長期は水やりの際、液体肥料を混ぜると手軽に追肥できます。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植え付け
水はけの良い『ハイポネックス鉢・プランター用培養土』などに、アブラムシ予防のための殺虫剤『HJブルースカイ粒剤』を混ぜ込み植えつけます。
培養土 プランター用
HJブルースカイ粒剤
肥料
夏、冬を除いた生育旺盛な時期は緩効性肥料の置肥『プロミック 草花・鉢花用』や、『ハイポネックス原液』などの液体肥料を与えます。
プロミック 草花 鉢花
ハイポネックス原液
病害虫
害虫:オンシツコナジラミの影響でかびが発生し、すす病を併発する場合もあります。乾燥期はハダニに注意。
病気:湿度が高い時期や冬の低温時期に灰色かび病。
フクシアの育て方・栽培のポイント
過湿にならないよう、夏と冬の水やりは控えめにします。花弁に元気がなくなってきたら、早めに花がらを摘みましょう。花後に実をつけるものあるので花がら摘みはこまめに行いましょう。梅雨時期に半分ぐらい切り戻しを行い夏越しをします。春、さし木で殖やすことができます。
花がらつみ
花が咲き終わったら、花首から摘み取ります。
切戻し
花つきの悪いときや、茎だけが伸びたときは、3分の1程度を残し、切り戻しましょう。