植物の育て方How to Grow plants
栽培カレンダー
[シコンノボタンの育て方・栽培のポイント ]
シコンノボタン学名:Tibouchina urvilleana /科名:ノボタン科 /別名:スパイダーフラワー /原産地:中南米、ブラジル /分類:常緑低木 /耐寒性:やや弱 /耐暑性:やや弱
特長
ベルベットのような質感のあざやかな紫の花を、初夏~秋に次々に咲かせます。大きいもので3mほどに育ちます。鉢物として出回っている株は矮化剤処理されていることが多くコンパクトですが、翌年には効果が薄れ、本来の大きさに生長します。
置き場所
日当たりの良い場所。夏の暑い時期は西日の当たらない場所
水やり
水を好むので乾燥に注意しましょう。鉢植えの場合は表面が白く乾いたら、底から少し流れるくらいの水をたっぷり与えます。庭植えの場合は、様子を見ながら乾かないように水を与えます。
植え付け
水はけの良い土を好みます。鉢植えの場合は『ハイポネックス 培養土 鉢・プランター用』で育てます。根の生育が旺盛なので、鉢植えの場合は、毎年春~初夏の間に植えかえをすると安心です。そのままの大きさで育てる場合は、枝葉を半分切り落とし、根鉢を約3分の1を落として新しい用土で植えかえます。
培養土 プランター用
肥料
春~秋は置肥『プロミックいろいろな植物用』や、1週間に1回を目安に『ハイポネックス原液』を与えましょう。
プロミック いろいろな植物用
ハイポネックス原液
病害虫
虫:アブラムシ
病気:特になし
アブラムシ退治には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液 殺虫剤入り』がおすすめです。
ハイポネックス原液殺虫剤入り
シコンノボタンの育て方・栽培のポイント
暖地や霜に当たらない場所であれば、戸外でも越冬ができます、落葉する場合は株をビニールなどで覆って防寒しましょう。前年、間延びした枝の剪定は、4~5月中に行いますが、半分ぐらいに深く切り戻したい場合は、4月中に済ませます。肥料が切れると生長や花つきが悪くなるので、春から秋の生長期には置肥『プロミックいろいろな植物用』を施し、1週間に1回程度『ハイポネックス原液』等の液体肥料を併せて施します。
ハイポネックス原液
切戻し
花つきの悪いときや、茎だけが伸びたときは、3分の1程度を残し、切り戻しましょう。
追肥
土の上に置く錠剤タイプや、ばらまいて与える粒状タイプの肥料を使えば手軽に追肥できます。
水やりのたびに少しずつ溶け、緩やかに効果が持続します。