植物の育て方How to Grow plants
栽培カレンダー
[イチジクの育て方・栽培のポイント ]
イチジク学名:Ficus carica /科名:クワ科 /原産地:小アジアまたはアラビア南部 /分類:落葉小高木 /耐寒性:やや弱 /耐暑性:強
特徴
食物繊維が豊富で、ビタミン類やさまざまなミネラルを多く含んでいるイチジク。寒さにあまり強くないので、暖地向けの果物です。初夏に実が収穫できる種と、晩か~秋に収穫できる種があります。
置き場所
日あたりの良い場所
水やり
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。庭植えの場合は夏に強い日照が続くのであれば、水やりをします。
植え付け
有機物を含んだ土質の場所に植えつけます。鉢植えの場合は水はけ水もちの良い『ハイポネックス鉢・プランター用培養土』などの土を使って植えつけます。または水はけの良い培養土に、元肥として『マグァンプK大粒』を混ぜ込みます。植えつけや植えかえは4~6月が適期。鉢植えの植えかえは、2~3年に1回行います。
培養土 プランター用
マグァンプ大粒
肥料
晩秋~年明けに『錠剤肥料シリーズかんきつ・果樹用』を施し、6~9月の間に3回ほど追肥します。
錠剤肥料シリーズ かんきつ・果樹用
病害虫
虫:カミキリムシ、センチュウ
病気:疫病やさび病
イチジクの育て方・栽培のポイント
過湿を嫌うので、ほど良い水はけと水持ちの良い場所を好みますが、生育期は水分蒸散量が旺盛なので、夏期の乾燥時の水切れに注意します。寒冷地では、冬期は屋内に取りこんで管理します。実つきを良くするためには、冬期の剪定作業が大切です。秋果種の場合はどこを切り詰めても大丈夫ですが、夏果種の場合は、切り詰めてしまうと着果しないので注意して行います。
イチジクの剪定
夏秋兼用種は冬の剪定に注意が必要。花芽がついた枝は剪定しない
翌春以降、のびた新梢に秋果がつく
追肥
土の上に置く錠剤タイプや、ばらまいて与える粒状タイプの肥料を使えば手軽に追肥できます。
水やりのたびに少しずつ溶け、緩やかに効果が持続します。