植物の育て方How to Grow plants
栽培カレンダー
[シンビジウムの育て方・栽培のポイント ]
シンビジウム学名:Cymbidium /科名:ラン科 /別名:シンビジューム /原産地:アジア(インド、ネパール、ミャンマー、中国、タイ)、オセアニア /分類:多年草 /耐寒性:弱 /耐暑性:強
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特長
コチョウランに並んで家庭でも多く育てられているシンビジウム。
もともと冷涼な地域の湿度の高い森林の樹木に着生しているので、耐寒性も強く比較的丈夫なランです。
ピンクや黄色、白など花色が豊富に揃います。
置き場所
春~秋は屋外の明るい日陰、冬は日あたりの良い明るい屋内
水やり
春~秋は表面が乾いたら、花に水がかからないように株元にたっぷりと水やりをします。
秋~冬は週に1~2回程度、水やりをします。つぼみが生長し始めたら水やりの回数を増やします。
植え付け
バークや軽石をミックスした洋ラン専用培養土を使うと便利です。
2年に1度を目安に4月頃に植えかえを行います。その際鉢は、株がはみ出すくらいの小さめサイズがおすすめ。
時期が遅れてしまうと生育が遅れ、次年に花が咲かないこともあるので注意しましょう。
肥料
4月中旬~10月上旬まで、置肥『プロミック シンビジューム・クンシラン用』を2ヶ月に1回施し併せて液体肥料『専用液肥 洋ラン』を水で1000倍に薄めて1週間に1回株元に与えます。夏場は2週間に1回与えます。
プロミック シンビジューム・クンシラン
専用液肥 洋ラン
病害虫
虫:アブラムシ、カイガラムシ
アブラムシ退治には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液殺虫剤入り』がおすすめです。
病気:ウイルス病
ハイポネックス原液殺虫剤入り
シンビジウムの育て方・栽培のポイント
風通しと日あたりが良い場所で育てます。真冬以外は屋外で育てますが、夏の高温や強光が苦手なので、日差しの強い時期は遮光率の低い遮光ネットなどの下などで管理を。茎が変形してできた根元のバルブには、養分や水をためています。春から秋の生育期間中は用土が乾かないよう、たっぷりと水やりします。つぼみができ始めたら水を切らさないように注意しましょう。バルブが大きく育ったものは株分けして殖やせます。
シンビジウムの花茎に支柱をたてる
花茎がのび始めのやわらかいうちに支柱を用意し立てる
徐々に支柱に近づけ、8の字にしたヒモを余裕をもって結んでおく
シンビジウムの花後の処理
花茎の元から切る