植物の育て方How to Grow plants
栽培カレンダー
[インパチェンスの育て方・栽培のポイント ]
インパチェンス学名:Impatiens walleriana /科名:ツリフネソウ科 /別名:アフリカホウセンカ /原産地:熱帯アフリカ /分類:一年草、多年草 /耐寒性:弱/耐暑性:中
特長
インパチェンスの魅力は、こんもりと生長する株に、たくさんの花を咲かせることです。花色も豊富で、最近では華やかな八重咲きも人気です。夏の強い日差しと乾燥が苦手なので、半日陰になる場所で育てましょう。
置き場所
耐陰性に優れていますが、日なた~半日陰で管理。八重咲き種は、花が濡れるとカビが生えやすくなるので、雨の当たらない場所で管理しましょう。
水やり
表面が乾いたら、花に水がかからないように株元にたっぷりと水やりをします。庭植えの場合は、地中の土が乾燥していなければ水やりの必要はありません。
水やり
コンテナの場合は、鉢底から流れ出すように、たっぷりと与えます。花びらに水がかからないよう株元に与えます。生長期は水やりの際、液体肥料を混ぜると手軽に追肥できます。
※午前中に水やりを行うようにしましょう!
植えつけ
水はけの良い『ハイポネックス鉢・プランター用培養土』などに、アブラムシ予防のための殺虫剤『HJブルースカイ粒剤』を混ぜ込み、軽く根をほぐして植えつけます。
培養土 プランター用
HJブルースカイ粒剤
花壇への植えつけ
鉢から抜いた苗の2倍ほどの大きさの穴を掘り、苗を植えつけます。
苗の根が詰まっている場合は根をほぐしてから植えつけます。
肥料
元肥には、花つきを良くする『マグァンプK中粒』を混ぜ込みます。
マグァンプ中粒
元肥
植えつけ前に用土に均一に混ぜ込みます。元肥は植物が健全に生育するうえでとても大切です。
春から秋の生育期間はつぎつぎと花を咲かせるので、『ハイポネックス原液』を水で500倍に薄めて1週間に1回、『植物用活力液リキダス』を水で200倍に薄めて1週間に1回与えます。
庭植えの場合は、3~4カ月に1回、株元より10㎝離して追肥『「Plantia」花と野菜と果実の肥料』をばらまきます。
ハイポネックス原液
リキダス
「Plantia」花と野菜と果実の肥料
害虫
害虫:アブラムシ、乾燥によるハダニ
病気:多湿による灰色かび病
アブラムシ退治には、肥料と殺虫剤がひとつになった『ハイポネックス原液殺虫剤入り』がおすすめです。
ハイポネックス原液殺虫剤入り
インパチェンスの育て方・栽培のポイント
種まきもできますが、苗を購入した方が手軽に楽しむことができます。乾燥や強い日光は好みません。
株姿が乱れてきたら切り戻して、株姿を整えます。切った枝をさし芽にすることもできます。
切戻し
花つきの悪いときや、茎だけが伸びたときは、3分の1程度を残し、切り戻しましょう。