2020.06.01 UP
【動画で学ぶ】自宅で挑戦!アボカドの水耕栽培!
「森のバター」や「食べる美容液」などと称され、その高い栄養価が注目されている「アボカド」。現在、市場に出回っているアボカドは、ほとんどが海外からの輸入品ですが実は自宅でも育てられるってご存知でしたか? そこで今回は、自宅でアボカドの水耕栽培に挑戦! ちょっとしたコツで誰でも手軽に育てられますよ!
独特の食感や濃厚な味わい、高い栄養価が人気のアボカド。
アボカドは中央アメリカ原産の植物で、日本に流通している多くはメキシコ産です。トロッとした独特の食感、バターのような濃厚な味わいはもちろんのこと、アボカドが人気を集める最大の理由は、栄養価の高さにあります。コレステロールを減らす働きを持つ良質な不飽和脂肪酸、腸内環境を整える食物繊維、抗酸化作用を持つビタミンEをはじめ、葉酸、カリウム、ミネラルなどを豊富に含んだ、まさに自然が育んだ健康食材なのです。
アボカドからタネを取り除きましょう。
栽培を始める前に、まずは市販のアボカドを用意して、アボカドからタネを取り出します。アボカドのタネはちょっとしたコツで簡単に取り出せます。包丁でアボカドにぐるりと一周、皮に切れ目を入れた後、手でひねるように回すと片方の実とタネがはがれます。実についたタネは包丁で引っ掛けたり、スプーンでくり抜いたりして、取り除きます。
しょうゆとオリーブオイルで驚きの美味しさ!
タネを取り出したら、せっかくですのでアボカドの実はいただきましょう。いろいろな料理に合うアボカドですが、今回はとっても簡単な方法でアボカド本来の美味しさを味わいます。タネをくり抜いた後にできた凹みに、しょうゆとオリーブオイルを少々たらし、アボカドの実と一緒にスプーンですくっていただくと…。川瀬さんも驚きの美味しさです。
水耕栽培のためのタネを準備しましょう。
さて、ここからが本題。今回はいつも捨ててしまっているタネが主役です。まずは、タネを綺麗に洗い、尖っているほうを上にします。タネの上下を見極めるのは大切なポイントですので慎重に! 続いて、タネの真ん中より少し上に、タネの中心に向かってつまようじを均等に3本差します。つまようじは、タネが水に沈まないためのストッパーの役目を果たします。
常にタネが水に浸かるよう、気長に世話をしましょう。
つまようじが引っ掛かる大きさの透明の容器を用意し、そこにタネをセットします。続いて容器に水を入れますが、この時タネの下の部分が水に浸かるよう水の量を調整してください。この後も、常にタネの下の部分が浸かるよう水を足しましょう。根っこが生えるまでには少し時間がかかるため、日当たりの良い場所に置いて気長に世話をするのがポイントです。
抵抗力を強化する肥料でアボカドを丈夫に!
根が生えてきたら、肥料の出番。すばやい効き目の「微粉ハイポネックス スティックタイプ」を水2Lに対して2gほどに薄めて、容器の中の水に足していきます。水耕栽培にも適した微粉ハイポネックスで、アボカドの抵抗力を強化、丈夫な株に育てます。
成長する様子は見ているだけでも楽しめます。
個体差もありますが、順調に育てば1ヶ月ほどで根が出てきます。コロンとしたかわいいタネが割れて、根が伸びる様子は見ているだけでも楽しいもの。根が伸びてきたら、次は土に植え替えます。植え替えの方法については、「【動画で学ぶ】観葉植物にもぴったり。アボカドを植え替えて楽しもう!」を参考にしてください。
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出演情報
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タレント 川瀬良子さん
レプロエンタテインメント所属。王様のブランチ(2002年10月 – 2004年9月、TBS)や海猿(2005年、フジテレビ)など様々なテレビやドラマなどに出演! 現在はNHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」/TOKYO FM 農業情報番組 「あぐりずむ」パーソナリティ で大活躍中です!
【動画で学ぶ】観葉植物にもぴったり。アボカドを植え替えて楽しもう!
アボカドが根を出した後の次なるステップとなるのが土への「植え替え」です。アボカドを観葉植物としても楽しむためにも、植え替えは大切な工程。アボカドの植え替え方法は「【動画で学ぶ】観葉植物にもぴったり。アボカドを植え替えて楽しもう!」をご覧ください。
この記事に関連する商品について
微粉ハイポネックス
すばやい効き目で植物を元気に育てる
- アメリカで開発された、植物の生育に必要な各種栄養分をバランス良く含み、水に溶けてすばやく効く速効性の肥料です。
- 植物の株を丈夫にするカリ成分を多く含みます。また、カルシウムの働きにより強健な植物に育てます。
- すばやい効き目で、暑さ、寒さ、病害虫への抵抗性が高まり、乾燥や日光不足に強い植物に育てます。
- 植物の植え替え後や剪定後の樹勢の回復に効果を発揮します。
- 梅雨前(長雨による日照不足に備える)や、夏(酷暑を乗り切る)、秋(夏バテ回復や寒さに備える)には特に効果的です。
- 水耕栽培にも使用できます。
N-P-K=6.5-6-19
※使用法:水でうすめて7~10日に1回与えます。
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