2021.12.09 UP
クリスマスにおすすめの植物10選|お部屋で飾ったり、プレゼントにもお勧め
12月と言えばクリスマス。師走とはいっても、家で過ごす時間も増えてくるのではないでしょうか?そんなクリスマスムードを盛り上げるのに、植物は欠かせませんよね。この記事では、クリスマスカラーの赤色、緑色、白色の植物をはじめ、12月に育てるのにおすすめの植物をご紹介します。ご自宅で飾るのにも、プレゼントするのにもぴったりの植物ですよ。
クリスマスシーズンに最適な植物とは?
冬は冷たい風が吹き、時には雪も降ります。まずは、クリスマスシーズン含む冬の季節にはどのような植物が最適かをご紹介します。
耐寒性が強い植物
冬の植物に兼ね備えておいて欲しい性質の一つは、寒さに強い事です。寒さに強い植物であっても、冷たい風が吹きつけるような場所はお勧めできません。
耐陰性に強い植物
冬は日照時間が短く、日差しも弱いです。耐陰性の強い植物の方が育てやすくなります。耐陰性が弱い植物の場合、日当たりの良い場所を確保するなどのひと手間が必要になります。
開花期間が長い植物
冬は生育が緩やかになるので、植え替えは基本的に行わないほうが良い季節です。枯れた部分だけ気軽に植え替えたりすることを避けるために、開花期間が長い植物の方が冬の植物としては適しています。
切り花
花瓶で室内に飾ることが前提の切り花は、夏よりも寒い冬がおススメです。寒さが逆に鮮度の維持につながり、お花が長持ちします。花瓶の水も夏に比べて長持ちします。さらに本来は春咲くような花も、開花調整されて冬から出回る品種もあり、一足先に春の雰囲気を楽しむこともできます。
観葉植物
観葉植物は寒さに強い品種は少ないですが、室内に取り込み冬を越すシーズンになります。ほとんどの観葉植物はこの時期休眠期に入るため、肥料や水やりの管理はほとんど必要ありません。エアコンの風が直接当たる場所を咲ければ、簡単に冬を越すことが出来ます。
1.ポインセチア
基本情報
科:トウダイグサ科
原産地:メキシコ
花の色:赤、紫、白、ピンク、など
開花期間:11月~2月
分類:常緑性低木
耐寒性:弱
耐陰性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:生育が遅くなる1~3月は控え気味にします”
特徴や魅力
クリスマスの花として定番の植物で、最近はピンク色や白色なども人気です。寒さに弱いので、室内で飾る寄せ植えに利用しましょう。
花言葉
“「祝福する」「清純」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「聖夜」といった花言葉を持っています。
自宅のインテリアとしても、プレゼントとしても、喜ばれる花言葉です。思いを寄せる相手へのプレゼントには、「私の心は燃えている」といった情熱的な花言葉がピッタリですね。
☘:26 ポインセチアの育て方|短日処理って何?きれいな赤色を出す方法や、枯らさないコツ、剪定方法などご紹介|
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
2.クリスマスローズ
基本情報
科:キンボウゲ科
原産地:ヨーロッパ、西アジア
花の色:赤、紫、白、ピンク、黄色、黒、など
開花期間:1月~4月
分類:草花
耐寒性:強
耐陰性:強
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:元肥と、花の咲いている季節に、液体肥料を月に2回程度与えると良いです。”
特徴や魅力
毎年花を咲かせる多年草です。耐陰性があり日陰でも育てることが出来ます。一重咲きや八重咲きなど品種によって咲き方が異なるのも魅力です。特に紫にアドのシックな色味は、大人っぽいクリスマスを演出してくれます。
花言葉
「私を忘れないで」「追憶」「安心させて」「私の不安を取り除いてください」といった花言葉を持っています。
これは、中世ヨーロッパの騎士が戦場へ行くときに愛するパートナーへプレゼントしたことが由来してます。寒さに負けずシックに咲き誇る姿が、戦士の気持ちを代弁していたのでしょう。恋人へのプレゼントにも良いでしょう。
☘35:クリスマスローズの育て方|鉢植えと地植えでおススメなのは?苗選びのコツや、肥料の与え方もご紹介|
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
3.ガーデンシクラメン
基本情報
科:サクラソウ科
原産地:地中海沿岸
花の色:赤、紫、白、ピンク、など
開花期間:10月~4月
分類:球根多年草
耐寒性:強
耐陰性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと
肥料:元肥と、花の咲いている季節に、液体肥料ハイポネックス原液 https://www.hyponex.co.jp/item/62/?tmid=59を10日に1回程度与えましょう。”
特徴や魅力
一般的なシクラメンよりも寒さに強く、ガーデニングに向いています。冬の間、次々と花を咲かせてくれます。色味もクリスマスらしさを演出してくれます。開花期間が長いため、プレゼントしても喜ばれる植物です。
花言葉
「内気」「はにかみ」「嫉妬」「思いやり」といった、花言葉を持っています。
少し遠慮がちに下を向いて咲く姿から、「内気」や「はにかみ」といった花言葉が付いたのではないでしょうか。
☘24:ガーデンシクラメンの育て方|苗の選び方や夏越えの方法は?花がら摘みは行ったほうがいいの?|
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
4.セイヨウヒイラギ
基本情報
科:モチノキ科
原産地:西アジア、ヨーロッパ南部、アフリカ北部
花の色:白 ※実の色は赤色
開花期間:4月~5月 ※実がなる時期は11月~12月
分類:常緑高木
耐寒性:普通
耐陰性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと。夏の水切れに注意。
肥料:春に開花させるために、2月頃に寒肥を与えましょう。
特徴や魅力
葉の縁に鋸歯(きょし)があるのが特徴のセイヨウヒイラギ。赤い実が11月頃からクリスマスの花材やリースの材料として出回ります。「クリスマス・ホーリー」とも呼ばれる植物です。魔よけの力があるという神話があります。
花言葉
「神を信じる」「不滅の輝き」といった、花言葉を持っています。キリスト教では、キリストの足元から初めて生えた植物ともいわれており、「聖なる木」と崇められています。このことが「神を信じる」「不滅の輝き」といった意味の由来ではないでしょうか。
5.バラ
基本情報
科:バラ科
原産地:ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ
葉の色:赤、紫、白、ピンク、オレンジ、黄色、青色、など
鑑賞期間:通年
花持ち:3日~7日
特徴や魅力
切り花としては周年で流通しているバラ。花の色もさまざまで一輪でもゴージャスな印象を与えてくれます。クリスマスカラーのバラのみでなく、青色のバラなどもクリスマスのアクセントにいかがでしょうか?
花言葉
バラにはとてもたくさんの花言葉があります。色別、種類別、本数別で意味が異なるのがバラの面白いところですが、全般的に共通するのは、「愛」と「美」です。バラの持つイメージと、実際の美しさはクリスマスのギフトにもぴったりです。
☘48|バラの育て方|きれいに咲かせるにはどうすればいいの?枯れる原因は?日々の管理や剪定方法もご紹介
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
6.ガーベラ
基本情報
科:キク科
原産地:南アフリカ
葉の色:赤、紫、白、ピンク、オレンジ、黄色、青色、など
鑑賞期間:通年
花持ち:5日~10日”
特徴や魅力
切り花としては周年で流通しているガーベラ。花の色もさまざまで一輪挿しでも食卓に華やかな印象を与えてくれます。赤や白ではなく、あえてピンク色のガーベラで、キュートな雰囲気をクリスマスに添えても良いでしょう。
花言葉
ガーベラにはとてもたくさんの花言葉があります。色別で花言葉の意味が異なりますが、ガーベラ全般の共通の花言葉は、「希望」「前進」といった、前向きな意味になります。来年へ向かっていく前向きなメッセージがこもったガーベラは、年越し直前のクリスマスシーズンにピッタリですね。
☘66:ガーベラの育て方|長く咲かせるにはどうしたらいいの?植えつけの注意や夏越し・冬越しの注意点もご紹介
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
7.コニファー
基本情報
科:マツ科、ヒノキ科
原産地:北米、温帯北部~冷帯までの世界中
越冬温度:0℃以上
耐陰性:普通
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと、冬は乾燥気味に
植え替え時期:4月~9月 ※真夏を除く”
特徴や魅力
コニファーとは、針のような葉っぱをした針葉樹全体の総称です。クリスマスシーズンは、ツリーとして飾りつけもできる品種が沢山出回り、観葉植物として育てることが出来ます。コニファー・ゴールドクレストという品種が、ツリーとしてよく利用されます。
花言葉
「不変」「永遠」といった、花言葉を持っています。
クリスマスに過ごした幸せな時間が、永遠に、変わることなく続くことを願ってこの木を飾ると、クリスマスツリーがより一層有難いものに感じますよ。
☘30 ゴールドクレストの育て方|元気な苗の選び方は?植えつけの注意点や、剪定の方法をご紹介|
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
8.ウンベラータ
基本情報
科:クワ科
原産地:熱帯アフリカ
越冬温度:5℃以上
耐陰性:普通
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと、冬は乾燥気味に
植え替え時期:5月~10月 ※真夏を除く
特徴や魅力
大きなハート形の葉が人気の植物です。葉脈もしっかり見え、植物らしさを感じます。寒すぎると葉を落とすことがありますが、暖かくなれば新芽を出します。クリスマスツリーとは印象が異なりますが、ハート形の大きな葉が、クリスマスムードを盛り上げてくれるともいます。
花言葉
「夫婦愛」「永久の幸せ」といった、花言葉を持っています。
大きなハート形の葉が、風水的にも愛の象徴とされており、ご自宅様にもプレゼント用にもピッタリの植物です。
☘12: ウンベラータの育て方|葉が落ちるのは何故?剪定や、曲げ仕立ての方法は?葉が落ちた退所方法は?
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
9.アイビー
基本情報
科:ウコギ科
原産地:ヨーロッパ、北アフリカ
越冬温度:0℃以上
耐陰性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと、冬は乾燥気味に
植え替え時期:3月~6月
特徴や魅力
成育旺盛で、どんどん伸びていきます。乾燥するとハダニが発生しやすいので葉水をこまめにしましょう。寒さにも強く、育てやすいです。アイビーは斑入りの葉など、おしゃれなデザインの緑の葉が特徴で、垂れるように広がって育っていきます。クリスマスのリースの花材に使われれることがありますが、ハンギングなどでもクリスマス空間を楽しく盛り上げてくれるでしょう。
花言葉
「永遠の愛」「友情」「不滅」「信頼」「結婚」といった、花言葉を持っています。
いずれの意味も固い関係を表すものが多く、恋人同士、夫婦、家族、友達同士、どんな間柄でもピッタリです。クリスマスを共に過ごす相手に、アイビーの花言葉を是非教えてあげて下さいね。
☘85:アイビーの育て方|たくさん増やしたい!植えつけや水やりや肥料の与え方、剪定方法もご紹介
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
10.ジャコバサボテン
基本情報
科:サボテン科
原産地:ブラジル
越冬温度:5℃以上
耐陰性:弱
水やり:土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと、冬は乾燥気味に
植え替え時期:4月
特徴や魅力
別名「クリスマス・カクタス」と呼ばれる多肉植物です。気温が10℃を超える日が続くと、赤色や白色の花を咲かせます。クリスマスカラーの植物に様変わりします。
花言葉
「美しい眺め」「愛される喜び」「一時の美」「勝利」「冒険」といった、花言葉を持っています。美しさをたたえるものや、アクティブに活動する印象のものが花言葉となっています。
☘60:シャコバサボテンの育て方|花を上手に咲かせるには?水やりなどの日々の管理、花の咲かせ方、増やし方などご紹介。
【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介
クリスマスこそ植物を楽しもう!
いかがでしたか?この記事ではクリスマスにぴったりの植物紹介を、特徴や花言葉と共にご紹介させていただきました。実際にツリーやリースで使われるなじみの深い植物もあります。また、どれも花言葉が素敵であったり、色味が素敵な植物ばかりです。クリスマスは年末最後のイベントでもありますので、是非植物を飾って、楽しい年末年始を過ごしましょう。
おすすめの商品|追肥にはプロミック いろいろな植物用
置くだけで簡単な肥料です。早く効く成分とゆっくり効く成分を含み、安定した肥料効果が約2ヵ月間持続します。 臭いも少なく清潔なので、玄関先、ベランダ、室内でも安心して使用できます。
公開: 2020年12月11日
更新: 2021年12月09 日
人気コンテンツ
POPULAR CONTENT