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花の女王「バラ」を美しく育てよう! 肥料の種類や使い方、病害虫対処法をご紹介

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バラは別名「花の女王」とも呼ばれる、あこがれの花。ただ、「バラって育てるのが大変そう」というイメージから、手を出せないでいる人も多いのでは? でも、ちょっとしたコツを抑えれば、育て方はそれほど難しくありません。そのコツの1つが「肥料」です。バラは「肥料食い」と呼ばれるほど、肥料が大好き。そこで今回は、バラの肥料の種類や与え方、さらに病害虫対処法をご紹介します。

まずはバラの特徴を知りましょう

バラの栽培をスタートする前に、バラの特徴をおさらいしましょう。バラはとても多くの種類、品種があります。野生種から園芸品種と幅広く、園芸品種の中でもオールドローズやミニバラなどのカテゴリーがあります。色や香り、形はもちろん、トゲの有無までさまざま。樹形も「つる樹形」「半つる性樹形」「木立性樹形」があるため、育てる環境によって選ぶ必要があります。

 

開花周期にもタイプがあります

また、開花周期にもタイプがあります。一年を通して繰り返し咲く「四季咲き」、季節や条件によって繰り返し咲く「返り咲き」、1年に1度咲く「一季咲き」があり、いずれのタイプとも5〜6月に見頃を迎えます。繰り返し咲く四季咲きや返り咲きは花を何度も楽しめますが、その分、施肥や剪定などの手間がかかります。反対に1年に1回しか楽しめない一季咲きは、管理が楽というメリットがあります。

 

どんな苗を選ぶかもポイント

さらに、「苗」にも3つのタイプがあります。「新苗」「春苗」は春に販売される小さい苗で、価格は比較的手頃ですが、成長するまでに時間がかかります。「大苗」は秋に販売される大きな苗。「鉢植え苗」は大苗を鉢に植えたものです。管理の方法も異なってきますので、初めて育てるなら、「大苗」か「鉢植え苗」がおすすめです。

 

育てる場所に合わせてセレクト

このようにバラは多種多様なタイプがあります。どれを選ぶか迷うところですが、まずはどんな場所でどんなイメージのバラを育てたいかで種類や苗をセレクトしましょう。玄関先やベランダで育てるなら、ミニバラがおすすめ。また、つる樹形の場合、地植えでなくてもつるを誘引できるアイアンなどと鉢を組み合わせるのもおしゃれです。

肥料は最重要ポイント

さて、どんな種類のバラであれ、バラを育てるための最重要ポイントは「肥料」です。「肥料食い」と呼ばれるほど、バラは肥料が大好物。その美しい姿を愛でるためにも、肥料は欠かせません。ここでは、バラに必要な肥料の種類をご紹介します。

 

元肥

 

バラの植えつけ、植え替え時に土に混ぜる肥料が「元肥」。新苗なら4〜5月、大苗なら10〜3月に植えつけ・植え替えを行う際に与えます。鉢植えの場合、元肥として緩効性肥料「マグァンプK大粒」を混ぜ込みましょう。

 

・地植えの場合の元肥は?

地植えで育てる場合、新苗、大苗ともに深さ40〜50cm、直径40〜50cmほどを掘り起こし、底の部分に元肥を施します。乾燥牛糞5L、バラの天然有機100%肥料200〜300g。を底の部分に入れて、穴底の土を耕すように混ぜます。土を穴に戻して苗を入れて植え付けます。

 

・ハイポネックスおすすめの肥料

バラの元肥におすすめなのが、ハイポネックス「brilliantgardenバラのまくだけ肥料」です。その名の通り、植え付け・植え替え時に土に混ぜ込めばOK。バラの生育に必要な成分をバランス良く配合し、魚粕類を主体とした有機成分を含むバラ専用の緩効性肥料です。リン酸を多く含んでいるため、根と株を丈夫にし、大きな美しい花を咲かせます。

ハイポネックス「brilliantgardenバラのまくだけ肥料」

バラのまくだけ肥料

追肥

追肥は年3回、与えます。1回目は3月中旬〜3月下旬。春、最初に咲く花(一番花)を育てます。2回目は6月。開花して疲れた株を回復させると同時に、2番花、3番花を咲かせるための栄養を与えます。3回目は9月。秋に咲く花を育てます。地植えなら、バラ専用肥料を規定量、枝の先端直下の株回りに与えます。鉢植えなら、鉢の縁に2〜3カ所、分けて与えましょう。

 

・鉢植えの追肥の注意点

鉢植えの場合、バラは少ない土で育てなければならないため、肥料切れは厳禁です。年3回の追肥はもちろん、定期的に液体肥料を施しましょう。おすすめは専用液肥バラです。

 

 

・ハイポネックスおすすめの肥料

追肥の場合も元肥と同じく、ハイポネックス「brilliantgardenバラのまくだけ肥料」がおすすめです。微量要素やアミノ酸を含んでいるため、花や葉色を美しくします。また、ハイポネックス「brilliantgardenバラの置肥」も花数の多い丈夫な株に育てます。匂いも少ない錠剤タイプで、土の上に置くだけなので追肥にはぴったりです。

→ハイポネックス「brilliantgardenバラのまくだけ肥料」

バラのまくだけ肥料

→ハイポネックス「brilliantgardenバラの置肥」

バラの置肥

 

寒肥

毎年冬に施す肥料を「寒肥」といいます。寒肥は元肥と同様、地植えのバラのみに行い、鉢植えには行いません。1年間の生育を左右する大切な肥料ですので、忘れずに施しましょう。

 

・地植えの場合の方法

寒肥は1〜2月に行います。乾燥牛糞とバラの天然有機100%肥料を用意し、枝の先端直下の土を30〜40cmほど掘って、牛糞と肥料を入れて良く混ぜます。その後、土を戻しましょう。

 

・ハイポネックスおすすめの肥料

バラの寒肥におすすめなのが、ハイポネックス「brilliantgardenバラのまくだけ肥料」です。リン酸を多く含んでいるため、根の張りを良くし、株を丈夫にしてくれます。

→ハイポネックス「brilliantgardenバラのまくだけ肥料」

バラのまくだけ肥料

 

定期的に液肥も施しましょう

肥料が大好きなバラは追肥だけでなく、「液肥」を併用して与えることで、より美しい姿を見せてくれます。葉の色を鮮やかにしたり、花付きを良くしたい場合は、1週間〜10日に1回与えましょう。

 

・ハイポネックスおすすめの液肥

「brilliantgardenハイポネックス原液殺虫剤入り」は、水で薄めて株元に与える液体肥料。肥料の効果はもちろんのこと、新芽やつぼみについてバラの生長を妨げるアブラムシを駆除する優れものです。

また、肥料ではありませんが、夏バテ気味のバラのパワーを復活させるのが活力液「リキダス」です。リキダスはカルシウムや各種ミネラルを供給し、植物本来の力を引き出します。葉面散布することで、バラの元気をサポートします。

→ハイポネックス「brilliantgardenハイポネックス原液殺虫剤入り」

brilliantgarden ハイポネックス原液殺虫剤入り

肥料にまつわるQ&A

バラにとって、肥料はとても大切な存在だということがお分かりいただけたでしょうか? ここでは肥料について良く耳にするQ&Aを取り上げてみました。

 

 

Q:土壌改良剤ではだめ?

牛糞や腐葉土などを含む土壌改良剤と肥料は本質的に異なります。土壌改良剤は土壌を良好な状態に保つためのもので、肥料の効果は望めません。植物を成長させるには、チッソ、リン、カリなどの微量要素が必要であり、それを配合したものが肥料です。

 

Q:肥料あたりの対策は?

肥料あたりを起こすと、芽吹いた芽が黄色くなったり、元気がなくなったりして、最悪の場合、枯れてしまいます。肥料あたりを起こしたら、すぐに無肥料の土に植え替えるか、肥料を取り除きましょう。肥料あたりを避けるためにも、肥料は決められた量を与えましょう。また、肥料あたりの心配の少ないマグァンプK大粒が元肥にはおすすめです。

病害虫のトラブルにも気をつけて!

バラの栽培を成功させるコツは、肥料だけではありません。現在のバラは品種改良を重ね、耐病性の強い品種も増えましたが、どうしても病害虫の被害に遭いやすい品種もあります。そこで、ここでは代表的なバラの病害虫の対処法をご紹介します。

 

・バラの代表的な病気「黒星病」「うどんこ病」

バラの代表的な病気が、バラの大敵「黒星病(黒点病)」。この病気にかかると葉に黒い斑点が現れ、次第に黄色くなって落葉してしまいます。また、「うどんこ病」も多くみられます。葉やつぼみが粉を吹いたように白くなる病気です。

 

・対策

黒星病の原因はカビの一種。感染力が強い上に、多湿な環境では繁殖しやすく被害は拡大します。うどんこ病もカビの一種で、生育に大きな影響を与えます。どちらの場合にも対策には早期発見が重要です。早期発見のコツは、バラを良く観察すること。罹病した葉を見つけたら、葉裏を中心に殺菌剤を散布して治療を行いましょう。

 

・ハイポネックスおすすめの商品

こうしたバラの黒星病、うどんこ病の専用薬として予防と治療効果が期待できるのが、ハイポネックスの殺菌剤「brilliantgardenフローラガードAL」「brilliantgardenサルバトーレME」。浸透移行性により、有効成分がすみずみまで行き渡ります。

→ハイポネックスの殺菌剤「brilliantgardenフローラガードAL」

「brilliantgardenサルバトーレME」

→ハイポネックス「brilliantgardenサルバトーレME」

サルバトーレ

 

 

葉を枯れさせる「ハダニ」

葉に白っぽい斑点が現れ、黄色くなってきたら、それは「ハダニ」です。ハダニはバラの葉の裏側に寄生し、養分や水分を吸って葉を枯れさせる害虫です。ハダニは体長0.5mm前後と肉眼では見えづらく、観察していても見過ごしてしまうことが多いため、注意が必要です。

 

・対策

高温、乾燥を好むハダニは5月〜10月に発生します。水が苦手なハダニは、屋根のある場所で育てているバラに良く発生します。放置するとあっという間に被害が広がってしまいますので、日ごろから良く観察をしましょう。対策としては、葉裏にたっぷり霧吹きをします。ただし、これは予防ですので、駆除するためには、専用の殺ダニ剤を使いましょう

 

・ハイポネックスおすすめの商品

ハダニの防除に効果的なのが、ハイポネックスの殺虫殺菌剤「brilliantgardenハッパ乳剤」です。天然のなたねから抽出した、なたね白絞油を使用。バラだけでなく、柑橘類や野菜などにも使用できます。

→ハイポネックスの殺虫殺菌剤「brilliantgardenハッパ乳剤」

 

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二次病害を引き起こす「アブラムシ」

バラだけでなく、野菜や果樹などにも見かける小さな虫が「アブラムシ」。緑や黒色の小さな虫が植物の茎や葉の裏などに群がっているのを見た!という人も多いでしょう。アブラムシは樹液を吸って生育を阻害するだけでなく、ウィルスを媒介することがあるため、早めの対策が必要です。

 

・対策

小さくて、数も多いアブラムシの駆除は厄介です。手軽な方法とすると、「手でとる」「ガムテープなどでとる」「歯ブラシでこすり落とす」「濡らしたティッシュでとる」などがあります。数が少ないうちは、なんとか対応できるかもしれませんが、相当の手間と時間は覚悟しましょう。

 

・ハイポネックスおすすめの商品

アブラムシ駆除にぴったりなのが、「brilliantgardenハイポネックス原液殺虫剤入り」です。根から吸収されたアブラムシの殺虫成分ジノテフランが植物全体に行き渡って効果を発揮。しかも、植物の生育に必要な栄養素をバランス良く配合した肥料でもあるので、肥料やりとアブラムシ駆除が同時に行えます。

→ハイポネックス「brilliantgardenハイポネックス原液殺虫剤入り」

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まとめ

気品漂う姿、高貴な香り。そんな優雅なバラを育てるための大切なポイントは「肥料」です。肥料を与えるタイミングと量を守り、さらには病害虫にも気をつけて丹精込めて育てれば、きっと美しい花を咲かせて“恩返し”してくれるはず。日々の暮らし、そして心を潤してくれるバラ、今年こそ育ててみませんか?

🌹001 バラの育て方 はじめての方にオススメ!秋冬からはじめる大苗

🌹002 バラの育て方 秋バラの花後の管理(鉢植え)

🌹003 バラの育て方 大苗の地植え

🌹金子慎吾さんのバラ栽培の基本
https://www.youtube.com/playlist?list=PLxSecB2S2YsKgUFxXuJgvrzMqXnT4L6ub

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