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観葉植物の元気がない!原因は何?

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本格的なガーデニングとまではいかなくても、ベランダで植物を栽培していたり、室内で観葉植物を栽培している、という人も多いのではないでしょうか。健やかに葉を茂らせ、花を咲かせる植物は見ているだけで心が和みます。
しかし、いつも順調というわけにはいかないのが植物栽培というもの。日当たりの良い場所に置いて、きちんと水をあげているのに、気がついたら植物の元気がない、という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。原因が分からず闇雲に対処しようとしても、かえって逆効果になってしまうことがあります。
どうして観葉植物は元気をなくしてしまうのか、その原因と対処法をご紹介します。

観葉植物の元気がない原因は?

・日光不足・葉焼け
植物にとって大切な光合成をするには、日光が必要不可欠です。しかし、観葉植物の中には直射日光が苦手なものもあります。葉っぱが日焼けして変色する、「葉焼け」を起こし、最悪の場合枯れてしまうこともあるので、その植物が直射日光を当てても大丈夫なものかどうかをチェックしましょう。

・水不足・水のやりすぎ
「ちゃんと世話をしているのに、植物の元気がない……」という場合、水の加減は問題ないでしょうか。
植物の中には最盛期のトマトやゴーヤのように多量の水を必要としたり、多肉植物のように毎日水をやる必要がなく、「土がカラカラに乾いてから湿らせる程度に水をやる」くらいでちょうど良いというものもあります。
このため、お手持ちの植物の品種、大きさ、栽培条件等に適した水やりを心がけましょう。
特に水のやりすぎで常に根が水に浸かった状態になると、根が呼吸できなくなり、根腐れを起こす場合があります。

・根詰まり
長い間楽しんできた観葉植物の元気が急になくなってきた場合、根詰まりの可能性があります。
植物の根は、葉や茎と同じように少しずつ生長しています。
葉や茎は目に見えるので切戻しや剪定で大きさを調整できますが、根は鉢のサイズ以上育つことが出来ません。
根詰まりを起こすと、養分や水分が吸収しにくくなり元気がなくなります。
また、根(地下部)の生育が制限されると、葉や茎(地上部)の生育も制限を受けてしまいます。

・寒い・暑い
植物の暑さ寒さへの耐性(耐暑性、耐寒性)は植物の自生地により大きく異なります。観葉植物は熱帯地方に自生しているものが多く、暑さよりも寒さに弱いものが多くなっています。観葉植物の多くは気温が10℃を下回ると元気をなくしてしまうため、冬場の暖房がついていない場所(玄関など)に置いてある植物の元気がない場合は、寒さにまいってしまっている可能性があります。但し、暑さに強いと言っても30℃を超えるようなあまりに熱い環境にずっといると植物も夏バテを起こしてしまいます。葉が茶色く変色したり、落葉するなどの症状を発見したら、暑さが原因かもしれません。

・風通しが悪い
締め切っていて空気の流れが悪い部屋は、植物栽培に適した環境とはいえません。風通しが悪いと、湿気が逃げにくく、株まわりが過湿になり病気や虫がつく原因となってしまいます。

観葉植物を元気にする対処法は?

「植物の元気がないな……」と思ったら、まずは日当たりや水やり、根詰まり、根腐れ、気温や風通しなど栽培環境や方法に問題がなかったかを振り返ってみましょう。

・日当たり
室内で栽培できる観葉植物は日陰に強いものも多くありますが、たまにはレースのカーテン越しに日光を当ててあげましょう。薄いカーテン越しの明るい日陰は、多くの観葉植物が好む環境です。

・水やり
水やりは、乾いていた土が湿り、鉢の底から水がにじみ出てくる程度水を与えるのが正しい方法です。その際、葉に水がかからないように注意し、株元へ与えましょう。

・植え替え
鉢底に根がしっかり回っているのであれば、いま植えられている鉢より一回り大きめの鉢に植え替えてください。植替えの際に鉢土を崩すか、崩さないかは植物の種類及び植え替え時期により、処理方法が異なりますので、栽培されている植物及び植え替え時期に応じて作業を行ってください。
根腐れに関して、程度によりますが、植え替えを行うことで回復させる事が可能です。
腐った部位を取り除き、水洗いした後、排水性のよい土に植えつけます。根がつくまで肥料は与えず、水のみで管理します。水のやりすぎに注意。

・温度
室温が低い場合は暖房のきいた部屋に移すのがおすすめです。但し、空調の風が直接当たると、葉が乾燥して枯れたり、蒸散を抑えるために落葉してしまう場合がありますので(特にベンジャミン、アジアンタムなど)置く場所には注意しましょう。

・風通し
壁に接して置いている観葉植物は、風通しが悪くなっている場合があります。時折鉢を回したりして位置を変え、風を通してあげましょう。

・肥料
春や夏の生育期には肥料を与えると効果的です。適量の肥料を与えることで、大切な植物が元気に生育します。肥料には「キュート観葉植物用」のような液をそのまま与えるタイプや鉢土の上におくだけの「プロミック観葉植物用」など様々な種類があります。栽培している植物の種類や大きさ、自分の使いやすさに合わせて肥料を選びましょう。

・活力剤
植物に必要な養分の中には肥料だけでは補いきれないものがあります。夏の暑い時期や、「肥料をあげているのに植物に元気がないな・・・」というときには「リキダス」のような活力剤を与えましょう。不足しがちな養分を補い、植物をより元気に、より丈夫にすることができます。

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植物の特性を知って、元気に育てよう

いかがでしたか。こちらで紹介した原因や対処法は、あくまでも一般的なものです。植物の種類によっては一般的な対処法が逆効果になってしまうものもありますので、まずは自分が栽培している植物がどんな特性を持っているかを知ることから始めましょう。
また、植物の様子をよく観察するのも植物栽培にとって大切なことです。「葉っぱが枯れている」「葉っぱの緑が淡い」など、植物をよく観察することで元気のない原因を知ることができます。ペットをかわいがるように、植物のことをよく見てみることから始めましょう。

このように、植物の元気のない原因は、「日当たり」、「水やり」、「温度」、「風通し」、「肥料」、「活力剤」といった栽培環境や栽培方法にあることが多くなっています。
植物の種類によっては適した環境や栽培方法が異なるので、栽培している植物がどんな特性を持っているかをよく知り、植物がどんな状態になっているかよく観察することが大切です。

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