2018.10.18 UP
憧れのキッチンガーデニング。初めての人におすすめハーブ2種
ガーデニングを気軽に始めてみたいという方におすすめなのが、キッチンなどの窓辺で行うハーブ栽培です。
すくすくと生育する様子を見守るのはとても楽しく、また自家製ハーブを使ったお料理やドリンクなどに活用できます。
今回は、そんなハーブの中でも特に育てやすく活用しやすい品種を2種類ご紹介します。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
バジル
爽やかで少しスパイシーな香りが人気のバジル。
特にイタリアン料理によく使われています。
バジル栽培は、種まきからでも苗植えからでも始めることができます。
種まき・苗植えともに、適期は4月から6月。
気温が20度以上になったら始めどきです。
種まきでの育て方
鉢またはプランターにハーブ用の土を入れ、種を重なり合わないように注意しながら撒いていきましょう。
土が乾かないようこまめに水やりをしながら管理してください。
発芽後、双葉が生え始めたら一度目の間引きを行い、生長の遅い芽は除去します。
その後、本葉が2~3枚になったら、二度目の間引きを。
株同士の間隔が15cm〜20cm程度になるように数を減らしてください。
苗植えでの育て方
市販のポット苗を購入したら、鉢またはプランターに植え替えをします。
ポット苗の土はよく払い、新たなハーブ用の土を用意して使用してください。
苗植えの場合も、株同士の間隔は15cm〜20cm程度に。
種まきや植え付け後は、日光がしっかりと当たるところで管理します。
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと、鉢底から流れ出るくらいを目安に行ってください。
また、生育期に当たる5月〜10月までは一週間に一度を目安に液体肥料を与えましょう。
なお、バジルは花を咲かせる植物です。
バジルの花はとても可愛らしいですが、花がつくと株の栄養が花の方にいってしまうため、葉の香りや味は落ちてしまいます。
食用として栽培する場合は、花は早めに摘み取るようにしましょう。
ミント
すっきりとした強い香りが特徴のミント。
ミントティーを作ったり、お菓子や料理に風味をつけたりと、とても重宝します。
また、ミントの強い香りは、天然の虫除け剤の役割も。
ミント栽培は、種まきからでも苗植えからでも始められます。
種まき・苗植えともに気温が20度以上になる4月から6月、または9月〜10月に行いましょう。
ただし、ミントの種はとても小さく扱いづらいため、初めての場合は苗植えからの方が手軽です。
苗植えでの育て方
ポット苗を購入する際は、ヒョロヒョロと長い株よりも根本からたくさん芽の出ている株を選びましょう。
購入したポット苗は、市販の培養土を使って、鉢やプランターに植え替えて栽培します。
ミントは生育が旺盛な植物ですので、一つのポット苗(一般的な3号ポット)につき5~6号鉢を用意してください。
また、ミントは繁殖力が強いため他のハーブと混植するのは控えましょう。
肥料は追肥として肥料効果が約2~3ヶ月持続する「ネクスコート野菜・くだもの用」を株元にバラまきます。
植えつけ後は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、日当たりの良い場所で管理します。
ミントは乾燥に弱い性質をしていますので、水やりはこまめに行ってください。
また、株の状態を健康に保つために、定期的に茎の1/3程度を剪定しましょう。
この記事で紹介された植物について
ミント
清涼感あふれる独特の香りが魅力のミント。メンソールの香りは利用範囲が広く、歯磨きやガムなど、最も生活に親しまれているハーブです。種類も多く、少しずつ香りが異なります。生育旺盛なので、広がり過ぎに注意しましょう。
バジル
イタリアやアジア料理などでなじみのあるバジルは食欲を誘うような香りがあり、カロテンやミネラル分などの栄養分も豊富です。白い花を咲かせると葉がかたくなってしまうので、花芽は早めに摘み取るのがコツです。
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