水をあげないとトマトにストレスがかかり甘くなるというが、本当かどうか?
トマトを栽培する時、できるだけ水を与えないと甘いトマトが出来ます。
水をたっぷり与えて栽培すると、トマトの樹は大きく育ち、たくさん実もつけますが、水っぽい味の薄いトマトになります。水を減らしてストレスを与えると、トマトの収量は減りますが、甘いおいしいトマトになります。つまりトマトを甘くするには、水分管理が重要なのです。
僕は経験上、水切れを起こすと樹が枯れてしまうので、実がつくまで(目安は3段目開花くらいまで)は普通に水をあげ、実がついたら水分を控えるようにしています。トマトにストレスをかけるには、ストレスに耐える体力(根を伸ばす)が必要になると考えています。
プランターで育てている場合は、土が乾きやすいので、土が乾いていると底から水が出てくるまでたっぷりと水やりをします。
水を与えて育てるトマト、与えないトマトの収量や味・糖度、果皮の厚さなどを比較するのも良いと思います。
実が出来るのは規則性がある
トマトは花も茎も同じ方向に向く性質があるので、最初に咲いている花が同じほうに向くように苗の向きをそろえて植える(通路側)と、作業や収穫がしやすくなります。
その後、3葉毎に花が咲く周期性があるので、ぜひ観察してみてください。
水に浮かべてみる
大玉トマト、ミニトマトを用意し、水槽(鍋など)に水を入れ、それぞれを浮かべてみましょう。
“大きなトマトは重いから沈み、小さなトマトは軽いから浮く”イメージ通りになるかどうか実験してみましょう。
もし、水槽や鍋に入れていた水が、炭酸水になった場合はどうかな? 何か変化があるかな?
ミニトマトと同じ大きさくらいのブドウだったら、炭酸水に浮かべるとどうなるでしょう?
トマトのお手入れをすると、手が汚れた
トマトを栽培していると、わき芽を取ったり、誘引したりするので手が黄緑色に汚れてしまいます。この汚れはトマトの葉や茎に付着しているアクなのですが、なかなか洗っても汚れとにおいが落ちません。その場合、過熟しているトマトを1つ取り、手でつぶしてそのトマトを手に揉みこんでみてください。そうすると、汚れもにおいもきれいに落ちます。
僕の小4の自由研究
同じトウモロコシを8本用意して、
①皮をつけたまま水からゆでる
②皮をつけたままお湯からゆでる
③皮をとり水からゆでる
④皮をとりお湯からゆでる
⑤皮をつけたまま蒸す
⑥皮をとり蒸す
⑦皮をつけたまま電子レンジでチン
⑧皮をとり電子レンジでチン
の8パターンで糖度と食感を比べてみました。