【家庭菜園】2021年、今年は春じゃがいもの当たり年!

2021.02.04

そろそろじゃがいも植え付けのシーズンです。
今年は「キタアカリ」「紅あかり」「キタカムイ」「インカのめざめ」の4種類の栽培をします。例年僕は、2月末から3月上旬位に種いもを植え付け、6月に収穫しています。
今年選んだじゃがいもの品種は全て生育期間が100日前後の早生種にしました。

どの種類(品種)にしますか?

キタアカリ

ホクホク系の代表品種「キタアカリ」です。「黄金男爵」や「栗じゃが」などとも呼ばれている通り、肉質は粉質で、加熱調理するとホクホクなので、コロッケ、ポテトサラダ、マッシュポテトにとても合うじゃがいもです。「キタアカリ」という名前の由来は、「北の大地に希望の明かりを」ということで名付けられています。

紅あかり

りんごに「秋田紅あかり」という品種がありますが、これはじゃがいもの「紅あかり」です。
よく「○○アカリ」というじゃがいもの品種がありますが、「アカリ」と名のつくじゃがいもは、北海道の農業試験場が育成してきたじゃがいもで、センチュウに強い種類のじゃがいもが親になっている場合に名付けられています。名前の通り皮が赤い(ピンクっぽい)のですが、果肉は淡い黄色をしています。

キタカムイ

「カムイ」というと札幌から出ている「特急カムイ」をイメージするかも知れませんが、「カムイ」はアイヌ語で神様という意味だそうです。つまり「キタカムイ」は北の神様という意味なのかも知れません。「キタカムイ」の特徴はなんといっても甘みです。越冬した「キタカムイ」を食べる機会があれば、ぜひ食べてみて下さい。今回は越冬しませんが、真っ白なキメの細かい肉質を楽しみたいと思います。これもホクホク系です。

インカのめざめ

これはもう有名過ぎるじゃがいもですね。昨年は「インカのめざめ」の他に、「インカのひとみ」も栽培しました。濃厚な甘さとねっとりとした口当たりは、ワンランク上のじゃがいもです。

種いもを植える前に

日光に当て、強い芽を出す

種いもを購入されたら、切り分ける前に、20日ほど日光に当て緑化させます。10日ほど日光に当てたら、種いもをひっくり返し裏側も10日ほど日光に当てます。こうすることで強い芽が揃って出ます。夜は室内に取り込むようにしてください。

種いもを切り分ける

頂部から出た芽を活かす

次に種いもを切り分けます。頂部から出ている芽を活かすようにします。一般的には1つの種いもを頂部の芽を残して2~3個に切り分けます。1片がだいたい50グラムくらいです。小さな種いもは丸ごとでも大丈夫です。

植えたら次のポイントは「土寄せ」

土を寄せるだけでなく、草丈のチェックを

種いもを植え付けると1か月くらいで芽が出て来ます。土の上に芽が出てきて10日くらいすると、草丈が15cmくらいになるので、そうなったら1回目の土寄せをします。
さらに10日くらい経つと草丈が25cmくらいになると2回目の土寄せをします。その時に30cm以上に育っている場合は、肥料が多すぎが考えられます。逆に20cm以下の場合は、肥料が足りていないので、追肥をしてください。

まずは何の品種にするのか?
品種が決まったら20日間程度日光に当て芽出し。

次回は、芽出しした種いもを切り分けるところからレポートします!

ジャガイモ

時期:9~12 月  新ジャガイモ:5~6 月
主な産地:北…

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